ローシェンナとの違いは?「バーントシェンナ」ってどんな色?【意外と知らないファッション用語】

よく聞く「バーントシェンナ」って何?

バーントシェンナの「ロー(Burnt)」と「シェンナ(Sienna)」をプログレッシブ英和中辞典で調べてみると…

burnt
1焼いた,燃焼した
2 《美術》〈土性顔料が〉焼成した
2a 〈色が〉ふつうより濃い,灰色がかった

sienna
1 シエナ土,濃黄土
2 シエナ色,黄褐色,赤褐色

シェンナとは、イタリアのトスカーナ州の都市である「シエナ」をで採れる土を由来とする赤黄色のことで、この土をバーント=焼いて顔料の色合いを濃くしたものを指して「バーントシェンナ」と呼んでいます。そのため、焼く前の手を加えていない状態の土の色である「ローシェンナ」を暗くした色が「バーントシェンナ」です。

バーントシェンナカラーのマーメイドスカート

カジュアルなフライトジャケットを女っぽく着こなしたいときは、マーメイドスカート×美脚ブーツが頼りになる! ひらりと揺れる落ち感のあるバーントシェンナカラーのスカートと、ハードなレザーブーツの異素材合わせが、のっぺり見えを回避してくれる。

CanCam2022年11月号「この秋、本当に着たい洒落見えコーデ ザ・ベスト10」
撮影/三瓶康友 スタイリスト/たなべさおり ヘア&メイク/MAKI モデル/中条あやみ(本誌専属) 撮影協力/木谷成良、橘 綾花、有田梨菜 構成/石村真由子、山木晴菜、岩附永子、安 彩楓、鶴見知香 WEB構成/久保 葵