【ノルウェー連載1】札幌ほどの寒さでオーロラを観られる!北極圏の街「トロムソ」の魅力

「オーロラ」と聞いたときに、どんなイメージを抱きますか?

上空100kmで光のカーテンが躍る。
死ぬまでに一度は見てみたい。
一度見たら、もう一度見たくなる。
でも、観に行くにはものすごーく寒いところに行かなければいけない。

さあ、この地球上に、日本で言う札幌くらいの寒さのところでオーロラを観られる街があるということ、ご存じですか?
それは、北欧ノルウェーの北極圏の街、「トロムソ」。
北極圏から約2,000kmの距離に位置する、人口約72,000人の北極圏最大の街です。

1-1

1-2

1-3

1-4

トロムソは北極圏最大の都市で、オーロラの出現率がとても高い“オーロラベルト”という、ドーナツ状の帯の下に位置している、オーロラ観察でとても有名な場所です。

1-5

メキシコ湾流のおかげで、北極圏とは思えないあたたかさ。最も寒い2月でも、下がっても約マイナス10℃なので、札幌とほぼ同じくらいなんです。

1-6

こんなに北なのにですよ!?

冬季は、フィンエアーで日本からフィンランド・ヘルシンキを経由したトロムソ便が週3便運航しています。成田空港のフィンエアーのカウンターには、北欧のデザインがかわいいと有名なマリメッコデザインがペイントされている飛行機やムーミンがディスプレイされていて、搭乗する前から北欧の雰囲気。テンション上がります♪

1-7

乗り継ぎのヘルシンキ空港では、免税店でのショッピングも楽しめます。マリメッコやムーミンショップなど、北欧を感じられるショップがあります。

1-8

そしてヘルシンキからトロムソは約2時間。トロムソが近づいてきたら、窓の外を要チェックです。なぜならそれは……空の上からオーロラを見られる可能性があるから!
今回も到着30分前あたりから窓の外に怪しい緑の帯が見え始めました。オーロラです! 機内が明るいため撮影はとても困難でしたが、上着を窓に押しつけ、室内の光の反射を避けながら、やっと撮ったのがこの1枚。

1-9

この緑の光の帯が機内から見たオーロラです。まだトロムソ到着前ですが、テンションは上がる一方です!

さて、ではまず今回はトロムソの街を簡単にご紹介しますね。

1-10