今月は36万部発行!人気復活の雑誌「小学一年生」、編集長が語る「好調の秘密」4つの理由

WI そして4つめは?

 ママ&パパのための別冊「HugKum(ハグクム)」です。尾木ママの相談室をはじめ、小1ママの心配事や生活に沿った別冊です。今年大きくリニューアルしたのですが、以前女性誌にいた編集者が手がけたこともあって、よりママたちに親しみやすい誌面になったと思います。

WI  ひとつの雑誌とは思えないくらいの情報量ですね。

 小学館というとキャラクターのイメージが強いし、その楽しさを充分に伝えたい。そのうえで本誌記事を充実させることで、読者は初めて定期的に手に取ってくれると思うんです。2014年にそれをやって手ごたえを感じているので、2015年もこの勢いでいきたいですね。

ちなみに渡辺編集長は、2012年に『ドラえもん ふしぎのサイエンス』という、子ども向けの科学雑誌を創刊しています。「『小学一年生』のアンケートでも、『子供がすごく真剣に何時間も読んでいる』『親も知らなかったことが書いてあって家族で楽しんでいる』という声が届くのが本当にうれしくて。それは『サイエンス』のころと変わらないですね」と語る表情は、まさに『小学一年生』を読む子どものように輝いていました!

最終回の次回は、『小学一年生』の隠れた名品!?に迫ります! (五十嵐ミワ)

★第1回→ これは完売必至!『小学一年生』の付録「妖怪ウォッチおしゃべりめざましどけい」がスゴすぎる

★第3回→ 夜中3時に思い立った「ミニえほん」に込めた「小学一年生」編集長の熱い思いとは!?

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『小学一年生』2015年 4月号
価格:特別定価980円(税込み)
発行:小学館

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