この秋、下まぶた盛りがアツい♡プロが教えるメイク術
アイメイクは上まぶたを盛ってナンボ、と思っていませんか? マスク生活も長くなってきたこの秋は、抜きと盛りのバランスを見直すチャンス! シンプルなテクニックでトレンド感を演出できる〝下まぶたコンシャス〟メイクをご紹介します。
教えてくれたのは…ヘア&メイク 林 由香里さん
豊かな発想力で、色選びや合わせ方のテクニックなど、メイクの細部にまでセンスが光る! こなれ感たっぷりの洒落感メイクで幅広く活躍中。
下まぶたこそ、盛ったアイメイクを楽しめる!
上まぶたに色をがっつり塗るとただ派手な印象に見えることもありますが、下まぶたは範囲が狭いので、しっかり盛ってもおしゃれ見えするんです。寒色シャドウやリキッドのラメなど、挑戦してみたいけど難しいと感じるものはまず下まぶたに塗ってみて。実は上まぶたに塗るより簡単! さらに、下まぶたをしっかりメイクすることで顔の重心が程よく下がり、頬の余白が埋まって見えるので小顔見せ効果も叶います(林さん)
リキッドラメは涙袋まで大胆に入れるのがトレンド♡
定番になりつつあるラメ盛りは塗り方をひと工夫。下まぶたの涙袋の幅まで広げるけど、のせるのは目頭から中央の範囲のみ! 目尻には塗らずに抜けを残すことで、たっぷりラメで盛っても派手派手しさはセーブでき、大人っぽく仕上がる。
■主役アイテム
a.ベージュリキッドラメ
肌になじむベージュ。
■その他の使用アイテム
b.アイシャドウパレット
c.チーク
d.リップ
リキッドラメで涙袋盛りフェイスの作り方
1.ベージュシャドウを上まぶた全体に塗る
下まぶたのラメを際立たせるために、上まぶたはベージュトーンでやわらかく。bの左上と中上を混ぜ、上まぶた全体にON。
2.リキッドラメを下まぶたの目頭から中央まで入れる
aを下まぶたの目頭から中央まで、涙袋の幅にのせる。目尻に向かって斜め下にスッスッとのせると、ラフに仕上がる。
3.アイシャドウ以外のパーツを仕上げる
ラメをのせる前にbの左下を下まぶた全体に。シャドウを仕込むとベースができてラメをのせやすく! cを頬の中央に楕円形に広げ、ほんのり血色感をプラス。目元がシアーな発色なので、リップは赤みのあるdを唇全体に塗ってメリハリを。
完成♡
目尻に残した抜け感が今っぽい♡
撮影/MELON(TRON/人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/林 由香里 スタイリスト/奥富思誉里 モデル/小室安未(本誌専属) 撮影協力/田中かほ里 構成/小嶋明恵 WEB構成/谷夏帆◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。