「非日常の旅」って最高の癒しだ。「心の充電0%」で青森に行ったら超元気になれた話

◆食事も青森のおいしいものがたくさん…!

宿泊した夜は、じゃわめぐ広場からすぐの、ビュッフェレストラン「のれそれ食堂」でビュッフェを満喫。「かっちゃ(お母さん)」が焼いてくれる炉端焼きのホタテやサバは絶品でした。おかわりしたい気持ちといろいろ食べたい気持ちの戦い…。

言うまでもなく超おいしかったです。

和洋の肉・魚・野菜料理はもちろん、青森の郷土料理もそろっており、せんべい汁や「鮪の漬けまんま」、ライブキッチンで焼きたて・揚げたてをいだける牛肉の鉄板焼きや天ぷら、お刺身などをたっぷりいただけます。時期により違う内容になることもあるようで、行くたびに変わるなんて楽しそう…。

朝食はしっとり静かな古民家レストラン「南部曲屋」でいただきました。

見学施設かのような、静かで美しい古民家。

青森屋の広く手入れが行き届いた公園を眺めながらゆっくりと食べる朝ごはん。本当に贅沢な時間で、まさに旅の醍醐味…。

目覚めの一杯、小松菜とりんごでつくられたジュースから始まり、青森のあらゆる食のめぐみをいただきます。

どれも丁寧につくられた美しくおいしい小鉢、りんごソースで味変ができる鮭、しじみ汁、予約時間に合わせて炊かれた土鍋ご飯…生きててよかった。

大きな貝殻を器にして作る青森の郷土料理・貝焼き味噌もおいしく、心の底から満たされる朝時間でした。

◆馬車に乗ってみた

「せっかく来たんだし、青森屋全部乗せで!」の勢いで、滞在中にありとあらゆるアクティビティをやってみたのですが(旅は勢いが大事)、その中で忘れられないのが馬車。人生で「馬車が迎えに来る経験」ってありますか? 私は初めてでした。

今回引っ張ってくれたのは、星野リゾート 青森屋、馬事業部の課長、きららちゃん。かわいい。部長のうるるちゃんと持ち回りで馬車を担当しているそうです。

馬車のコンセプトは季節ごとに変わり、このときは夏限定の「しがっこ風鈴馬車」。

びいどろの風鈴の音色とともに、氷で冷やされたりんごジュースや氷に浮かぶあひるちゃんなど、夏らしさをたっぷり味わいながら、馬車で広い公園をぐるりと1周。なかなかない体験で楽しかった…。

◆一生ここにいたい。八幡馬ラウンジ

個人的に今回の旅でいちばんスマッシュヒットだったのが、この「八幡馬ラウンジ」。青森・八戸の郷土玩具「八幡馬」をモチーフにした、池に面してゆっくりのんびりできるラウンジ。予約制なので「席がない!」ということもなく、まったりできます。

そして、何がすごいって。

日本酒、シードル、リンゴジュース、コーヒー類に冷茶などが飲み放題。しかもどれも美味しい。池や古民家を眺めながらぼんやりしたら、日頃の悩みがどうでもよくなったり、すっと考えが整理されたり。静かなリフレッシュにうってつけ。ここにパソコンを持ち込んで作業したら企画もはかどりそう…なんて。

ラウンジと馬車、あまりにも良すぎたので別の記事で詳しく書きます。