今年は各地でお祭りが復活!ところで、青森ねぶた祭の「ねぶた」の由来、知ってる?

今年は各地でお祭りが復活♡ ところで、青森ねぶた祭の「ねぶた」の由来、知ってる?

突然ですが皆さん、祭りは好きですか? 地元で毎年やっているよ! という方も、有名な祭りに足を運んだことがあるよ! という方もいますよね。コロナ禍でその多くが中止となっていた祭りですが、今年は全国各地で開催が予定されています。東北夏祭りをはじめとした有名で大規模な祭りも開催されるとあって、今から楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、阪急交通社が全国500名以上の方を対象に行った、「日本の祭りに関する調査」をご紹介。今年どのような祭りが開催予定で、それらの祭りがどれだけ知られているのかを見ていきましょう♪ 

 

祭りの知名度1位は「青森ねぶた祭」

まずは今年開催予定の祭りについて、「知っている祭り」について聞いてみました!結果は、1位が東北の青森ねぶた祭(81.3%)。そして2位は徳島の阿波おどり(75.0%)、3位は京都の祇園祭(71.5%)となりました。続く4位は仙台七夕まつり(61.3%)、5位はよさこい祭(60.2%)です。

※祭りの一覧は、阪急交通社が今年ツアー催行を予定している祭りの中から選んだものです。全国で開催されるすべての祭りを網羅したものではありません。

2022年に開催予定の祭りを紹介!

知名度が高かった祭りから順に、祭りの概要と、今年の開催内容についてご紹介♪ 開催内容は変更になる場合があります。最新の情報は祭り主催者の公式サイトをチェックしてくださいね。

■1位 青森ねぶた祭<青森県>

巨大な灯篭(この灯篭のことを「ねぶた」とも呼びます)を乗せた山車が練り歩く、「青森ねぶた祭」。武者、鬼などが描かれた立体的な造形は芸術的でもあり、その迫力には圧倒されます。ねぶたの周りでは、「ラッセーラー、ラッセーラー」という掛け声と共に、ハネトと呼ばれる踊り子たちが踊ります。
今年は、ねぶたの出発方法が、一斉スタート方式(右回り)から、出発地点より1台ずつ運行する順次スタート方式(左回り)に変更となっています。また、ハネト(ねぶたと共に練り歩く踊り手)として参加するには事前登録が必要です。

知名度としては8割を超えていた青森ねぶた祭ですが、その特徴的な名称「ねぶた」の意味についてはご存じでしょうか。

アンケートの結果、「よく知っている」の割合はわずか1割程度、「全く知らない」が4割程度となりました。しかし、よく知っている人の割合が少ないのも無理はなく、正確な由来についてはわかっていません。青森ねぶた祭は七夕祭りの灯籠流しの変形だろうと言われており、「ねぶた」の名前の由来としては、「眠り流し」(眠気を払う行事)からきているという説が有名です。

本年度の開催期間(予定)
青森ねぶた祭:2022年8月2日(火)~8月7日(日)

 

■2位 阿波おどり<徳島県>

徳島県発祥で400年以上の歴史がある阿波おどり。大勢の踊り子が軽快なリズムに合わせ踊るさまは壮観です。「連」と呼ばれるグループに分かれて踊るのも特徴で、連ごとの個性、踊りや楽器演奏の技術などに注目して楽しむこともできます。東京の高円寺で開催される阿波おどりなども有名で、知名度の高さにも影響しているかもしれません。
2022年の阿波おどりは、通常より縮小した規模で開催予定となっています。テーマは「ここからはじまる NEW STORY 阿波おどり未来! 2022」です。

本年度の開催期間(予定)
阿波おどり:2022年8月12日(金)~8月15日(月)※8月11日(木・祝)は前夜祭

 

■3位 祇園祭<京都府>

1100年前に始まったとも言われ、非常に長い歴史を持つ「祇園祭」。1カ月という長い期間でさまざまな行事が行われますが、33基の山鉾が練り歩く山鉾巡行(やまほこじゅんこう)が一番の目玉です。
2022年は3年ぶりの開催となりますが、有料観覧席の数などは減るものの、できる限り本来の形での催行が予定されているそうです。

本年度の開催期間(予定)
祇園祭:2022年7月1日(金)~7月31日(日)

 

■4位 仙台七夕まつり<宮城県>

仙台七夕まつりは、伊達政宗公の時代から続くという伝統行事。商店街が約3,000本もの笹飾りで埋めつくされる、日本一の七夕まつりです。5本1セットで作られる笹飾りは店舗ごとに作られ、豪華さやデザインの競い合いとなります。
2021年は規模を大きく縮小した形で開催されましたが、2022年は従来通りの規模に戻して開催される予定だそうです。

本年度の開催期間(予定)
仙台七夕まつり:2022年8月6日(土)~8月8日(月)

 

■5位 よさこい祭り<高知県>

1954年に高知県で始められたよさこい祭り。戦後の不景気を吹き飛ばし、市民を元気づけようと企画されたそうです。「鳴子を鳴らし前進する踊りであること」以外は、ジャンル無制限の自由な踊りで、曲のどこかに「よさこい鳴子踊り」のフレーズが入っていればなんの音楽でも良いというのが特徴で、チームごとの独創的な演技が楽しめます。
2022年は「よさこい祭り」としては中止となりましたが、「2022 よさこい鳴子踊り特別演舞」が実施されることになりました。


「よさこい」という言葉の意味については、「よく知っている」の割合は1割程度、「全く知らない」が4割程度と、「ねぶた」と同じくらいの割合です。正確な由来はわかっていませんが、「よさこい」は、「夜さ来い(夜にいらっしゃい)」という古語が変化したとも、高知城を築く際に木遣り節として「ヨイショコイ」という掛け声ではないかとも言われています。

本年度の開催期間(予定)
2022 よさこい鳴子踊り特別演舞:2022年8月10日(水)~8月11日(木・祝)

 

■6位 山形花笠まつり<山形県>

各団体が揃いの浴衣を着て、5~6個の花飾りのついた笠を手に持ち踊る「山形花笠まつり」。1963年から開催された「蔵王夏まつり」のイベントの一つだったものが、独立して現在の形になったそうです。「ヤッショ、マカショ」という威勢のいい掛け声でも有名です。
2020年は中止になり、2021年にはパレードの会場を球場に移すなどして実施。2022年は3年ぶりに、山形市の中心市街地にてパレードが開催される予定です(パレード中の掛け声が禁止など、新型コロナ感染症対策を講じた上での実施となります)。

本年度の開催期間
山形花笠まつり:2022年8月5日(金)~8月7日(日)

 

■7位 秋田竿燈まつり<秋田県>

真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事を原型としつつ、竿燈(かんとう)を用いる独自の行事として発展したのが秋田竿燈まつり。提灯のついた竿を、手のひら、肩や腰、額などに乗せてバランスをとる技が見どころです。46個の提灯を付けた大きな竿燈のことは「大若」と呼ばれ、長さ12m、重さ50kgにもなります。
2022年は3年ぶりの開催となります。市民パレードやふれあい竿燈(竿燈に触れる、写真撮影ができるなどするイベント)は行わないものの、妙技会は実施される予定です。

本年度の開催期間
秋田竿燈まつり:2022年8月3日(水)~8月6日(土)

 

■8位 おわら風の盆<富山県>

300年の歴史を持つ、おわら風の盆。浴衣やはっぴ姿の男女が編み笠をかぶり、おわら節という歌に合わせて三日三晩踊り歩きます。
「おわら」という言葉の由来としては、「おわらひ(大笑い)」説、「おおわら(大藁)」説、「おわらむら(小原村)」説など複数の説があります。そして「風の盆」は、台風を避け豊作を祈願する祭りの名前が「風の盆」だったことから付けられているそうです。
2022年のおわら風の盆は、3年ぶりの開催が決定しています(8月20日~30日の前夜祭とおわら演舞場ステージは中止)。

本年度の開催期間(予定)
おわら風の盆:2022年9月1日(木)~9月3日(土)

 

■9位 高山祭<岐阜県>

日本三大美祭の1つと言われている高山祭。屋台と呼ばれる山車は豪華で美しく、各屋台には100以上もの提灯が取り付けられているため、夜には幻想的な雰囲気も楽しめます。
高山祭は、春の「山王祭」と秋の「八幡祭」の2回行われます。今年4月には山王祭が3年ぶりに開催されました。秋の八幡祭では、国の重要有形民俗文化財である12台の屋台が曳き揃えられ、秋だけの「屋台曳き廻し」も行われる予定です。

本年度の開催期間
高山祭(秋):2022年10月9日(日)~10月10日(月・祝)

 

名前は聞いたことがあるという祭りでも、由来やその内容は初めて知った! という方も多いはず。感染症対策に気を配りながら、今年のお出かけ先として祭りを選んでみるのはいかがでしょうか。(平田真碧)

情報提供元/株式会社 阪急交通社