みんな憧れ♡ シャネル銀座の『シャネル・ネクサス・ホール』で新たな個展が開催♪ シャネル・ネクサス・ホールといえば、芸術を愛したガブリエル シャネルの精神を受け継ぎ、若手音楽家の支援や展覧会など…コンサートとエキシビションの2つの柱をベースに、ユニークな企画で楽しませてくれる場所。
今回は、パリ在住のアメリカ人写真家、ジェーン エヴリン アトウッドの個展「Soul ジェーン エヴリン アトウッド展」が開催。期間は、2022年3月30日(水)〜5月8日(日)、会期中は無休で営業し入場も無料♡ 予約不要なので、銀座ショッピングやデートの合間に絶対行きたい!
日本初の個展!作品から読み取れる”親密な感情と魂”
1947年ニューヨーク生まれ。1971年からパリ在住。デビュー作となったパリの路上に立つ娼婦たちを捉えた作品をはじめ、各国の盲学校、フランス外人部隊のレポルタージュ、地雷犠牲者の調査など、数々のプロジェクトを撮りおろし、現在も精力的に活動している。また報道カメラマンとして、1995年の阪神淡路大震災、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ、2004年のアメリカ民主党全国大会などの取材も行っている。これまでに13冊の作品集が刊行されており、その中には権威あるPhotoPocheコレクションに収録されているモノグラフや、10年の歳月をかけて欧州、東欧、米国の40の刑務所や拘置所で取材を重ね、収監された女性に関する資料として今もなお失われることのない価値を持つ『Too Much Time: in Women Prison』などがある。アトウッドは第1回ユージン スミス賞やライカ社のオスカー バルナック アワード、アルフレッド アイゼンスタット賞など、権威ある国際的な賞を受賞している。http://www.janeevelynatwood.com/
日本で初めての個展となる「Soul ジェーン エヴリン アトウッド展」では、代表的なシリーズから厳選した数々の作品、報道カメラマンとしての仕事についてもご紹介。展示構成はシリーズ別や年代順ではないけど、作品を見るだけで被写体のジェスチャーや表情、親密な感情と魂(Soul)を読み取れるので、それぞれが繋がっていることを感じられるのだそう。
重くて冷酷な世界を、彼女なりに写真で表現
初めてシリーズ化して撮影したのは、パリの路上に立つ娼婦たちの姿。その後盲目の子どものシリーズやエイズ患者の密着取材、地雷犠牲者の調査などには4年もの歳月を費やしたのだとか。撮影にあたり被写体を深く知るため、調査にも没頭するのが彼女流。女囚たちの撮影は、なんと10年間にも及んだのだそう。
撮影する題材はどれも重くて過酷なものだけれど…ジェーン エヴリン アトウッドの手にかかれば、直接的なのにどこか繊細で、冷酷な印象を与えることはありません。彼女にとって写真とは、自らの感情をストレートに表現するための手段。被写体に対する思いやりを、作品に必ず示しているんです。
魂のこもった愛のある作品に、みなさんもきっと見入ってしまうはず。ジェーン エヴリン アトウッドの飽くなき探究の軌跡を見ることができるので、ぜひこの機会に足を運んでみてください!
展覧会名:Soul ジェーン エヴリン アトウッド展
会期:2022年3月30日(水)〜5月8日(日)
開館時間:11:00〜19:00 (最終入場 18:30)
定休日・料金・予約:会期中無休・入場無料・予約不要
会場:「シャネル・ネクサス・ホール」東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
主催:シャネル合同会社
URL:https://nexushall.chanel.com/program/2022/soul/