2015年1月12日は成人の日。総務省統計局の調べによると、今年の新成人の数は去年より5万人増えて126万人。女性より男性が4万人多いとされています(※2014年12月31日調べ)。
前年度より人数が増えたのは1995年以降21年ぶりなんだとか。ちなみに今年の新成人は、平成6年4月2日~平成7年4月1日生まれです。
そんな新成人男女各200名に、ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会(※)が働き方に関するアンケートを実施。その結果、超堅実で安定志向な考えを持つ若者が多いことが判明しました。
※その年の「ベストチーム」を表彰し、日本のチームワークの向上と促進を提案する委員会(委員長:齋藤孝、以下:実行委員会)
理想の社会人、1位は「父親」、2位は「両親」
新成人に理想の社会人を尋ねたところ、1位~6位までは昨年と変わらず、身近な親、先生、先輩などがランクイン。最近では、まるで友達のように仲が良い親子が増えていると言われていますが、アンケート結果を見ても、親を尊敬し、いい関係を築いている親子が多いことがよくわかりました。
さらに100万円あったら何に使うかを尋ねたところ、1位の「貯金」に続いて半数近くが「親にプレゼント」と回答。親としてはうれしい限りですが、ちょっと堅実すぎる答えかも!?
■理想の社会人は誰ですか?
1位 父親
2位 両親
3位 先生
4位 先輩
5位 イチロー
6位 母親
7位 松岡修造
8位 上司
9位 櫻井翔
10位 スティーブ・ジョブズ
■100万円あったら何に使いますか?
1位 貯金 79.4%
2位 親にプレゼント 44.9%
3位 自分のための買い物など 33.5%
4位 学資 25.0%
5位 投資 9.2%
6位 社会のために寄付 6.3%
7位 その他 6.3%
地元の大企業に勤務しながらプライベート重視で働きたい!
理想の働き方を尋ねてみると、「プライベートを重視しながら働きたい」と考えている人が8割近く(75.4%)いることが判明。
「がむしゃらに働きたい」人は2割程度で、「働きたくない」という人は5%程度でした。
つまり「働きたいけど、ほどほどに…」という人が多く、バリバリ働いていた親世代に言わせると「甘い!」と言われそうな結果ですが、これも時代の流れ!?
ちなみどんな組織で働きたいかを尋ねたところ、地元か東京で、できれば大企業で働きたいという人が多く、公務員人気も健在でした。昨年は「中小企業」が31%で一番人気だったので、今年はより大企業志向が高まったと言えそうです。
■どこで働きたいですか?
1位 地元で 42.9%
2位 東京で 30.4%
3位 東京・大阪・地元以外の国内地域で 14.3%
4位 大阪で 7.9%
5位 海外で 4.6%
※地元が東京・大阪の人は「東京で」「大阪で」に入っているため、実際に「地元志向」の数値はもう少し多くなると予想されます。
■どんな組織で働きたいですか?
1位 大企業(日系) 26.5%
2位 中小企業(日系) 25.0%
3位 公務員(国家・地方) 24.7%
4位 フリーランス・起業 7.7%
5位 外資系企業 5.1%
6位 ベンチャー企業 1.8%
7位 NPO/NGOなど非営利団体 1.5%
その他(病院・政治家・職人など) 7.7%
若いうちだからこそ、いろんなことに挑戦できると思うのですが、実際は何かに挑戦し、大きな成功を手に入れたい!という冒険心のある人はごく少数。多くの人が小さくても確実な幸せを求めているようですね。(いしかわちえ)
情報提供元:ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会
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