トレンドヘアのネオウルフ!どんな雰囲気にも似合う♡おすすめスタイルをご紹介

今どきのウルフカット「ネオウルフ」。そもそも、ウルフカットとはトップから耳下まで短かめにカットし、襟足の髪はレイヤーを入れて長めに軽くするスタイル。従来のウルフを、よりやわらかくキュートに取り入れやすくしたのが「ネオウルフ」なんです。おすすめスタイルやウルフだからこそできるアレンジをご紹介します。

トレンドヘアは?美容師おすすめのヘアスタイル

プロに聞く、いちばん推しているスタイルって?

今の圧倒的なビューティアイコンといえば田中みな実さん。みな実さんヘアを担当しているのが、モデルや有名人が足繁く通うヘアサロンSUNVALLEYの代表である朝日光輝さんです。90年代後半からヘア業界の第一線にいて、ヘアのトレンドをずっと見続け、もしくは生み出してきたレジェンド。女性の(だけじゃないけど)髪型の移り変わりを体感している朝日さんに、今のヘアのあれこれについてうかがいました。

プロに聞く、今いちばん推しているスタイルは何?
朝日さん的に、今いちばん推しているスタイルを教えてください!

「うーん、ウルフですね。切りっぱなしや重めのスタイルに飽きてきて、少し動きを出したいとオーダーする人が増えています。顔周りやトップに少しレイヤーを入れた、重さの中に段差をつけて軽く見せるウルフ。

僕もだいぶ年齢を重ねたから感じることなんだけど、やっぱり時代って巡っているんだよね。例えばシースルーバングはバブル期のW浅野がやっていたし、ウルフは’00年代に流行ったし。でもニュアンスが全然違うし、合わせるファッションも違う。今シャギーたっぷりのウルフをやったら『え?』ってなるでしょ(笑)。昔にまったくなかったのはウエットヘアくらいですよね」

プロに聞く、今いちばん推しているスタイルは何?

程よい重さの中にくびれを入れた今注目のウルフ(画像提供/SUNVALLY)

今どきのウルフカットって?

ボブウルフ

ボブウルフ
顔周りの「ウルフレイヤー」がアクセントになった、前下がりのボブ。巻かなければ普通のボブとしても楽しめます!

ネオウルフ

ネオウルフ
ベースは鎖骨ラインに設定。全体のカールはパーマで仕上げています。スタイリングはオイルとシアバターで束感を出すのがポイント。

セミロングのネオウルフスタイル

パーマでクセをつけてるから巻かなくて楽ちん!

表面をハイレイヤーにカットしてウルフっぽく。低温デジタルパーマでクセをつけておけば、巻かずともワックスをなじませるだけでOK。毛先の遊びがいい感じ♡

パーマでクセをつけてるから巻かなくて楽ちん!

パーマでクセをつけてるから巻かなくて楽ちん!How to

■カット
前上がりのローレイヤーベース。表面はハイレイヤーにカット。前髪はやや重さを残し、マッシュライン気味にすることで顔周りを引き締めて。
■カラー
8トーンのピンクと7トーンのショコラブラウンをブレンド。ピンクの方を明るめにしているので重さが軽減され、深みのある暖色系に。ツヤもプラスできます。
■パーマ
低音デジタルパーマを採用。19〜26mmのロッドで、毛先から1回転半巻きます。

【スタイリング】
根元を起こしながら後ろ向きに乾かします。毛先が半乾きの状態で、ヘアオイルかバームをもみ込むようにつけて。もみあげや毛先にも束感が出るように、細部を調整。

ひし形シルエットで小顔効果も

マッシュラインが女らしいスタイル♡

ひし形シルエットで小顔効果も
鎖骨下の長さのミディアムヘアは、顔まわりと表面にレイヤーを入れて動きをプラス。顔まわりはマッシュラインに沿ってカットすることで、女性らしいシルエットが作れます。仕上げは、毛先をアイロンでワンカール巻くだけ。ニュアンスのあるスタイリングがきまります。

ひし形シルエットで小顔効果も
How toスタイリング

全体の毛先をワンカール巻き(外ハネ)、さらに顔まわり&もみあげも外ハネに。束を作るようにオイルをつけ、束感がでてきたらそれをほぐし細かい束に仕上げます。シアバター系のワックスもおすすめ。程よくウエットな質感が作れます。

 

ひし形シルエットの愛されウェーブで好感度アップ!

くびれシルエットとルーズな巻きで、アンニュイなエモさをブレンド。軽すぎないレイヤースタイルだから、ツヤを損なうことなく、品のよさもキープ。

ひし形シルエットの愛されウェーブで好感度アップ!

ひし形シルエットの愛されウェーブで好感度アップ!How to

■カット
ベースは、扱いやすくデコルテも際立って女性らしく見える鎖骨下の長さでカット。前髪は目の上で、流しやすいように斜めに。トップを耳下でカットして、こめかみ〜耳下あたりにボリュームが出るようにします。
■カラー
ブラウンをセレクト。うるうるとしたツヤ感が出ます。

【スタイリング】
ベースの毛先は外巻き、トップの短い毛束は内巻きのワンカールに。顔周りは後ろに流れるように外ハネに巻いて、全体にオイルを塗布。顔周りやもみあげは特に丁寧になじませると、今っぽい束感に。


ベース型さんや逆三角型さんにおすすめのウルフヘア

ベース型さんに似合う「くびれウルフヘア」

ベース型さんに似合う「くびれウルフヘア」
旬なムード漂うおしゃれ度No.1スタイルおしゃウルフ。ハチにレイヤーをたっぷりと入れることで、エラをカバー。圧倒的くびれ感が美人を引き立てるスタイルです。 両耳にサイドの毛をかけることで、顔周りもスッキリした印象に。自然な毛束の動きを演出したいなら、毛先全体とレイヤーに外ハネのスタイリングを。

How to
サイドバングはチークラインで流れるようカット。顔周りとサイドバングに合わせて、全体にレイヤーを入れます。カラーは細かいシークレットハイライトを入れたパールベージュ。

 

逆三角形型さんに!「ナチュラルウルフヘア」

逆三角形型さんに!「ナチュラルウルフヘア」
しゃれっ気溢れるちょいうざバングがキュートなナチュラルウルフ。作りすぎず、程よく目にかかるくらいの前髪でアクセントをプラスして。

How to
前髪は束感が出るようセニングは軽めに入れ、 小顔に見せるためにサイドの毛をつなげるようカット。26mmのアイロンでゆるくワンカールし、バームとオイルを混ぜ毛先中心にON。


ウルフヘアだからできるおすすめヘアアレンジ

アレンジも簡単!レイヤーで魅せるウルフヘア

レイヤーで作るミディアムスタイルは、セルフスタイリングも簡単! 軽く巻くだけでアレンジが楽しめます。

アレンジも簡単!レイヤーで魅せるウルフヘア
レイヤースタイルのいいところといえば、誰でも簡単にスタイリングに動きをつけられること。軽やかで動きのあるスタイルが簡単に楽しめます。

■セルフでも超簡単♡ ワンカールで動きのあるスタイルに
毛先を外巻きにワンカール、表面の束を取り内外をランダムに巻くだけで、ひと手間かけたようなおしゃれっぽいスタイリングが完成します。

アレンジも簡単!レイヤーで魅せるウルフヘア

※取材にご協力くださった方の肩書等は、取材時点のものです。