田中みな実さんが、10月4日(月)にスタートする窪田正孝さん主演の『ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系・毎週月曜21時、※初回90分スペシャル)第1話のスペシャルゲストとして出演決定。月9ドラマに出演するのはキャリア初となります。
2019年4月期の“月9”で好評を博した『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』のシーズン2となる本作は、現在『グランドジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックが原作。2016年6月より11巻まで発刊しているコミックスの数は、累計170万部を突破している、いま勢いのある人気漫画で、X線撮影などで病変を写す診療放射線技師と画像診断をする放射線科医の活躍を描きます。
シーズン1は、最終話で個人全体視聴率:8.3%(世帯視聴率:13.8%)、特別編では個人全体視聴率:8.8%(世帯視聴率:15.6%)の高視聴率をマーク(※視聴率は「ビデオリサーチ調べ・関東地区」)。放送終了直後から、「続編希望!」、「シーズン2待ってます」、「ラジハロスです!」、「続編、そして映画化に期待」など、続編待望の声が番組公式HPやSNSに多く上がっていました。そんな本作が装い新たにパワーアップしてカムバックします。
田中さんが演じるのは、天才ヴァイオリニストの宝生真凛。コンサートの開催を発表すれば、チケットは即完売。この日のコンサートでも、美しい音色を奏でていた真凛でしたが、突如ステージ上で倒れ込んでしまいます。
すぐさま甘春総合病院に運ばれますが、どの検査でも異常を見つけることができません。しかし一方で、真凛の左手の力はどんどん失われていき、もう二度と演奏できなくなるのではないかと、引退報道までささやかれてしまうことに。真凛の身に一体何が…!?
『絶対正義』(2019年、東海テレビ・フジテレビ系)で女優デビューを果たした田中さん。その後、『M 愛すべき人がいて』(2020年、テレビ朝日系・ABEMA SPECIALチャンネル)で演じた姫野礼香で、大きな話題を集めました。また、今年公開の映画『ずっと独身でいるつもり?』(2021年11月19日公開/日活)で映画初主演も決まり、女優としての活躍の幅を広げています。
そんな田中さんも、月9ドラマに出演するのは今回が初。また、主演を務める窪田さんとの共演も初。加えて、医療ドラマに出演するのも初めて。さらに、音楽家役を演じるのもキャリア初となり、まさに田中にとって“初物づくし”の出演となります。
田中さんから届いたコメントを紹介します。
●田中みな実さん
――天才ヴァイオリニスト役を演じるのはいかがでしたか?
最初、どの程度ヴァイオリンを弾ける状態が望ましいのだろう…と不安でした。
――楽器の演奏経験はあったのでしょうか?
子供の頃にピアノ、ヴァイオリン、クラリネットを習っていたのですが、“やらされていた”感覚で、決して好きではなかったんです。特に苦手だったヴァイオリンにここでまた挑戦することになろうとは。役者の仕事はおもしろいなと感じました。
――ヴァイオリンの腕前は?
安定した音を出すだけで難しい楽器なので、かなり苦労しました。実際にヴァイオリンをやられている方々も今作をご覧になるかもしれないので、不自然にみえないように練習を重ねました。
――“月9”という枠のイメージは?
今も昔もドラマを見るのが大好きで、“月9”は欠かさず見ています!私が学生の頃の“月9”はラブストーリーが多かった気がします。“木村拓哉さんが出ている”のが“月9”というイメージもありました。特に、『HERO』第1期(2001年1月期)は強く記憶に残っています。『プライド』(2004年1月期)や『エンジン』(2005年4月期)も大好きで繰り返し見ていました。
――そんなテレビで見ていた“月9”に初出演することについていかがですか?
ドラマ好きにとって、“月9”はある種のブランドみたいなところがあって、そんな枠に出演することができて、とてもうれしく思います。両親はきっと“月9に出るのー!?”って喜んでくれると思います。親孝行になりました!
――女優としての今後の目標は?
目標を掲げられるレベルにも達していなくて…。与えていただいた目の前のお仕事を1つ1つ着実にやっていけたらと思っています。やっていくうちに、何かしらの目標が見つかるのかもしれません。
――視聴者へのメッセージをお願いいたします。
数ある医療ドラマがある中でも、『ラジエーションハウス』は、明るく、テンポがよくて、それでいて心がじわっと温かくなるような、そんな作品だと思っています。放射線技師の視点というものもまた興味深く、ラジエーションハウスの横並びの席で繰り広げられるみなさんの軽快なやりとりが可笑(おか)しくて大好きです。一視聴者として、シーズン2を心待ちにしていたので、前作からのファンも、見たことがないという方も、ぜひご覧ください!
【第1話あらすじ]
約束から2年後―。プロジェクトが一段落した唯織は、日本に帰国し、甘春総合病院への復帰を望んでいました。だが、甘春総合病院は、院長だった大森渚(和久井映見)の後を引き継いだ新院長の灰島将人(髙嶋政宏)が病院の合理化を実施。「放射線科医はいらない」と言い出し、読影はすべて外部の「遠隔画像診断センター」に委託してしまいます。それに伴い、ラジエーションハウスも規模が縮小され、黒羽たまき(山口紗弥加)、軒下吾郎(浜野謙太)、威能圭(丸山智己)、悠木倫(矢野聖人)は、甘春総合病院を辞め、それぞれ別の病院などに転職していました。
そんなある日、ヴァイオリニストの宝生真凛(田中みな実)がコンサート中に倒れるという事態が発生。客席にいた灰島は、彼女を甘春総合病院へ救急搬送することに…。
一方、ラジエーションハウスで田中福男(八嶋智人)と働く裕乃は、最近様子がおかしかった小野寺が認知症予備軍と診断されたことを知り、たまきや軒下らに助けを求めます。小野寺が今まで通りに仕事を続けていくためには周りのサポートが必要、と考えたからの行動でした。しかし、たまきたちの反応は冷たく…。同じ頃、唯織は、杏の父親でもある前々院長の甘春正一(佐戸井けん太)を訪ねていて、そこで唯織は、杏がすでに甘春総合病院にいないことを知ります。
そんな折、仕事を終えて帰路についた杏は、妊娠中の森迫由美(森カンナ)が腹痛に襲われ苦しそうにしているところに遭遇。由美は、かつて唯織たちがその命を救った世界的な写真家・菊島亨(イッセー尾形)の娘で、そこに唯織が現れ…。