人気ヘア&メイクが教える!しっかり眉さんのナチュラル美人眉の作り方
顔の大半が隠れるニューノーマル時代は、以前よりも〝眉〟が印象を左右。今回は元々の眉1本ずつが太くて硬く、本数が多い、しっかり眉さんのための、ナチュラル美人眉の作り方をご紹介します♡
▼地眉が薄い方向けの眉の描き方こちらからチェック!
教えてくれるのは…ヘア&メイクアップアーティスト・paku☆chanさん
ナチュラル美人眉で、顔の半分が隠れてもオシャレできちんとした印象に
「マスク生活に入るまでは、少しボサッとした印象の眉がトレンドだったはず。けれども、周囲の視線が以前よりも目元に集中するようになった今は、そのままだとちょっと雑で子供っぽい印象を与えがち。ナチュラル美人眉は眉山が自然にあり、眉尻がシュッと流れるように細くなるのがポイント。きちんと感があり、洗練された顔立ちに導いてくれますよ。複数の眉コスメを使い、作り込んだ感がないように整えるのもコツです」(paku☆chanさん)
しっかり眉さんの描くポイント
- 薄くなっている部分だけ埋める
- マット系パウダーで優しい印象に
- 明るい色を使うと不自然な仕上がりに
眉が元々ちゃんとあるしっかり眉さんは、薄くなっている部分だけをいかにナチュラルに埋められるかが勝敗の分かれ道!
眉1本ずつが太くて黒々としているから急に明るい色の眉アイテムで補整してしまうと、不自然な仕上がりに。ダークブラウン系の眉ペンシル、ミディアムブラウンの眉パウダー、やや明るめのマット眉マスカラの順で、徐々に優しくソフトな印象へ。
しっかり眉代表・恋がナチュラル美人眉にトライ♡
しっかり眉代表・CanCamモデルの石川恋は、眉山の手前〜眉尻が周囲と比べてちょっと薄め。
だから、眉ペンシルを使って補うべきは、この部分だけ! 元々ある部分を描き足すと凛々しくなりすぎるので、触らないのが◎。持ち前の太さを生かしつつ優しい印象へ落とし込むには、眉全体を自然にトーンアップして存在感を少しだけやわらげることも大切。眉パウダーと眉マスカラの2アイテム態勢で、少しずつ明るくして自然な仕上がりを目指すと◎。
濃い眉さん向け・ナチュラル美人眉の作り方
①スクリューブラシでとかし毛流れを整える
基本的に眉頭はやや斜め内側、中間は斜め外側、眉尻側は斜め下に向かって生えている。その毛流れに従ってスクリューブラシでとかすと薄い部分がわかり、濃くなる失敗を防げる。
②超極細眉ペンシルで薄い部分へ短い線を引く
塗るのではなく、薄い部分の毛流れに沿って1本ずつ線を引くのが正解。恋の場合は眉山の手前〜眉尻。斜め下に向かう毛流れに沿って、眉の上辺から斜め下へ眉と同じ長さの短い線を引いて補っていく。
使用アイテム
直径0.9㎜! ダークブラウンの超極細芯で、足りない毛を1本ずつ再現。
③眉パウダーをふんわりのせやわらかそうな毛質へ演出
眉パウダーの真ん中の色をブラシにとり、眉の中間、眉尻、眉頭の順に矢印の方向へ力を入れずに重ねる。すると、2で補った部分がなじむ&ふんわりやわらかそうな毛質に。眉パウダーは最後までブラシにつけ足さないで。
使用アイテム
濃淡2色のブラウンと、もちを高める眉ベースのセット。
④マットな眉マスカラで表面だけをカラーリング
眉マスカラをティッシュで押さえて余分な量をオフした後、眉頭から眉尻へ向かって眉表面を優しくなでるように2〜3回すべらせる。ボサッとするので、眉尻側からは塗らない。
使用アイテム
ツヤ感控えめ。黄みを帯びたブラウン。
完成♡
バランスがよく見えるのは、口角と目尻を結んだ延長線上に眉尻がある眉。長すぎる人は、これを基準に眉尻をカットするのもおすすめ。
BEFORE
AFTER
- 眉頭はほぼノータッチ。自眉生かしが◎
- 緩やかに上がった眉山がある
- 薄い部分だけ周囲と溶け込むように補われている
- 眉尻の隙間が足され自然にシャープ
- 眉全体がふんわりやわらかそうでカラーもまとまっている
元々の眉がしっかりしている方は、いかに隙間だけを埋めていくかがカギ。是非参考にしてみてください♪
撮影/中島 洸(まきうらオフィス・人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/paku☆chan(Three PEACE) スタイリスト/奥富思誉里 モデル/石川 恋(本誌専属) 撮影協力/田中かほ里 構成/北川真澄 web構成/谷夏帆◆この特集で使用した価格はすべて、税込み価格です。