洗濯機で洗うのはNG! 長持ちさせる正しいブラジャーの洗い方
レースの美しさであったり、フィット感やメイク力であったり。着けると気分が上がるお気に入りのブラジャーは、美しさをキープしたままできるだけ長く愛用したいもの。ですが、みなさんはブラジャーを正しく洗えていますか?
ランジェリーはとてもデリケート。正しく洗わないと、形崩れを起こしてしまいます。今回はトリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社が発表した、知っているようで意外と知らない、正しい下着の洗い方をご紹介します!
Q.ブラジャーはどう洗濯している?
まずはみなさんの普段の洗い方をチェック。8割以上の方が洗濯機で洗っていると回答しました。ネットに入れたり、ソフト・ドライ・手洗いコースで優しく洗えば大丈夫と思っている方が多いようです。
また半数以上の方が普通の液体洗剤を使用して洗っていたり、下着以外の他の衣類と一緒に洗っているようです。実はこの「一般的な液体洗剤」で「他の衣類と一緒」に「洗濯機で洗う」のは、ワイヤー入りブラジャーにとってはすべてNG行為!
◆正しいブラジャーの洗い方
多くのパーツからなり、繊細なレースを使うランジェリーはとてもデリケート。洗濯機で、ましてやネットにも入れないで他の衣類と一緒に洗えば型崩れを起こしてしまいます。せっかくぴったりフィットしたブラジャーを選んでいても、カップやワイヤーが歪めば、ボディの崩れの原因にも。
ここからは正しい下着の洗い方をポイントを踏まえて紹介していきます!
STEP1:洗う前の準備
「パッドは外す」「色と素材で分ける」「金具は留める」「ゆったりした大き目の容器にぬるま湯(40℃以下のちょっと冷たいと感じる程度)をいれ洗剤をよくとかす」この4つを洗う前に準備しましょう。
ポイントはおしゃれ着用洗剤を使用すること。一般の洗剤は洗浄力はありますが、生地を早くへたらせてしまう可能性が。繊細なものを洗うのに適した「おしゃれ着用洗剤(中性のもの)」を使いましょう。仕上がりの風合い・肌ざわりも良くしてくれます。もちろん塩素系漂白剤入りはNG。
STEP2:手洗い
両手で軽く押し洗い。気になるところはつまみ洗いをします。
ポイントはワイヤー・ボーン・ファスナーがあったら、必ず手洗いをすること。レースなど繊細な素材を使っているものは、洗濯機洗いだと生地がへたってしまう可能性があります。またワイヤー入りのものはワイヤーのゆがみの原因になり、綺麗なバストラインを作れないだけでなく、バスト自体の崩れに繋がることも。
STEP3:すすぎ
すすぎは十分に行いましょう! 漂白剤の使用は、変色・黄ばみを促進します。しっかりすすいで生地の色変化をおさえましょう。
STEP4:脱水
脱水はタオルにはさんで水気を取ります。洗濯機脱水やねじり絞りは型崩れの原因となるので要注意!
綺麗なバストラインを作ったり、自分のバストを崩さないためにも「正しくブラジャーを洗うこと」はとても重要。洗い方を身につければ、お気に入りのブラジャーを長持ちさせることができますよ! (齋藤有紗)
情報提供元/トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社