映画『ライアー×ライアー』が2月19日に公開! 烏丸くん役の小関 裕太さんにインタビュー
2/19ロードショーの映画『ライアー×ライアー』は、累計190万部突破の人気少女漫画を原作とする【2人なのに三角関係】な新感覚ラブストーリー!松村北斗(SixTONES)、森七菜、小関裕太、堀田真由という注目の若手俳優たちの豪華共演も話題になっています。そこでCanCam.jpでは、主要キャストのひとりでもある小関裕太さんにインタビュー! 小関さんが演じるのは、主人公の湊(森七菜)を想う優しい文化系男子・烏丸くん。「演じていて自分の初恋を思い出した」という役柄との共通点や、小関さんの恋愛観についてたっぷり伺いました!
−今回の役が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
出演のお話をいただいてから原作の漫画を読んだのですが、物語がとにかく面白くて。主人公の2人も、僕が演じた烏丸くんもちょっとした秘密を抱えているんですが、そこがすごく魅力的で、演じ甲斐がありそうだなとワクワクしました。
−松村北斗さん、森七菜さんとの共演はいかがでしたか?
とても楽しかったです! 松村くんは学校が一緒で元々友達だったので、学生時代と同じような雰囲気で現場でも過ごしていました。七菜ちゃんは完全に初めましてだったんですが、「お芝居がすごく魅力的だな」という印象を持っていたので共演するのがすごく楽しみでした。実際一緒にお芝居をしてみると、反射神経の良さがスゴいんですよ! こちらが投げるものを変えれば違ったものが返ってくるので、本当に自分の鏡みたいで感動すら覚えました。“お芝居が上手い”の定義はいろいろありますが、彼女には上手いなと感じさせられましたね。すごく自然体で、魅力的なお芝居をされる女優さんです。
−今回小関さんが演じられた烏丸くんはどんな人物だと思いますか?
一見恋愛に積極的に見えるけど、実は恋愛経験が少なくてピュアな人。本当は純粋なんだけど、大学生になって周りが変わっていく中で、そんな自分を隠すように頑張っている感じの男の子です。
−烏丸くんは優しい文化系男子でしたが、小関さんとの共通点はありますか?
演じていて自分の初恋を思い出すくらい、烏丸くんと通ずる部分が実は多いです。学生時代、僕はあまり恋愛に積極的なタイプではなかったんです。好きな人に「ノート見せて」とか「何してるの?」とか、他愛もないことで声をかけるのにもすごく緊張しちゃって。烏丸くんを演じていて、声が震えないように頑張っていたあの頃の自分とすごくリンクしました。
あと、烏丸くんはきっと「真面目だね」と周りに言われてきた人だろうなと思うんです。僕もたまにそう言われることがあって、ありがたい反面、面白みがないと言われているような気持ちになることも。そういった複雑で何とも言えない感情が烏丸くんと重なって、すごく演じやすかったですね。
−烏丸くんは日本建築好きですが、小関さん自身もお好きなのでしょうか?
日本建築はさほど詳しくありませんが、歴史は大好きです。好きなのはアウストラロピテクスの時代。中学1年生の時に習って必死に覚えましたね。でも、当時芸能活動をしていて授業にあまり出られず、授業についていけなくなってしまって。一度苦手になってしまったのですが、中学2年生の時にすごく面白い歴史の先生に出会ったんです。その先生に出会って、それまで大っ嫌いだった歴史がどの教科よりも好きになりました。その経験をきっかけに、“嫌いなものを好きになること”が好きになりました。
−役柄では日本建築がお好きでしたが、小関さん自身のちょっと意外な趣味や好きなことを教えてください。
実はスーツが大好きで、ネクタイやシャツを集めています。スーツ自体はそんなに安いものじゃないので、持っているのは4着ほど。ネクタイは自分で買ったり頂いたりしますが、祖父にもらった70〜80年代のネクタイをかなり大量に所持してます。当時のネクタイって、首元が細くて先端に向かって末広がりになっているんです。いまのファッションに取り入れるのは難しいけど、付けるとすごくオシャレになってお気に入り。苦労人だった祖父が毎日会社に付けていっていたネクタイなので、より一層思い入れがありますね。
−森さん演じる湊のような、地味だけど飾らない、自分が可愛いことに気づいてないみたいな子ってどうですか?
すごく好きです! 森さん自身も自然体で元気一杯なんですけど、本人は至って普通にしているつもりみたいで(笑)。無邪気で可愛いなと思います。
−今回の映画は“ウソ”がキーワードになっていますが、小関さんはウソをつくことはありますか?
本当のことを言って誰かが傷つくのが嫌なので、そういうときはちょっとしたウソをついちゃいます。例えば、僕は小さい頃から子役をしていたというのもあって、好きな人や気になる人が噂になるのがめちゃくちゃ嫌だったんですよ。それで、好きな人がいても「いないよ」とウソをついていました。でもある時、「小関くんって恋愛しなさそう」とか「恋愛する人種じゃないよね」と言われたのが結構ショックで。そこから好きな人がいるときは、素直にいると言うようになりました(笑)。
−今回の映画はウソから始まる恋ですが、そういう恋はありですか?
ありだと思います。「好きじゃないよ」と照れ隠しでウソをついていたけど、実はお互いが好きで両想いだった……という話は周りでも聞いたことがあります。そのエピソードを聞いてドキッとしたし、ドラマチックで素敵だなと思います!
−自分が好きになった子が、他に気になる相手がいるという状況、ご自身でしたらどんな風に攻めますか?
その子に好きだって伝えます。元々すごく奥手だったんですけど、あるとき“好きになっちゃった”って感情をものすごく感じた時期があって。好きを押し付けるのは性格上合ってないみたいなんですけど、“付き合おう”じゃなくて“好きになっちゃった”って伝えるのならいいかなって。その人の服が好きなのか、雰囲気が好きなのか、性格が好きなのか。そういう好きポイントがあったときに、たびたび「好き」って伝えると思います。
−小関さんを一言で言うと?
「好きなものは好き」って言う男(笑)。
人もですけど、食べ物とか色とか音楽とか服とか、好きな物事についてはどんどん話したくなる性分。役者としては大変なことにももちろん向かい合うんですが、プライベートでは、ひたすら好きなものへの知識や愛を深めていくのが好きですね。
−コロナが落ち着いたと仮定して、2021年にやりたいことはなんですか?
フェスに行きたい! ライブを観るのはもちろん、フェスでお酒を飲むのが大好きなんですよ。音楽仲間と「はやく安心してフェスにいける日がきたらいいね」といつも話しています。
−コロナ禍で活躍したアイテムはありますか?
PCです。せっかくだからこの期間にしかできないものを形として残しておこうと、動画編集に初チャレンジしました。製作した作品も一つの作品だし、製作している様を毎日投稿するのも作品だと思って作りました。製作した映像や音楽は僕のSNSアカウントにアップされているので、ぜひチェックしてもらえたら嬉しいです!
恋愛経験ゼロの地味系女子大生・湊(森七菜)は、両親の再婚で義理の弟になった同い年の透(松村北斗/SixTONES)と同居中。超無愛想だけどイケメンで女癖の悪い透が原因で、2人の仲はギクシャク、お互いに冷たい態度を取り合っている。ある日、親友・夏樹(堀田真由)の頼みで高校の制服にギャルメイクで街に出た湊は、偶然にも透に遭遇……。湊はとっさに別人のJK“みな”だとウソをつき、それを信じた透は“みな”にまさかの猛アプローチを仕掛けてきた--! 湊のウソはバレる? バレない? そしてラストに明かされる、もう1つの《ウソ》とは!?
1995年6月8日生まれ、東京都出身。「天才てれびくんMAX」(06-08/NHK)のテレビ戦士として活躍するなど、子役として俳優生活をスタートさせる。現在、テレビ東京1月期ドラマ「おじさまと猫」、フジテレビ1月期ドラマ「知ってるワイフ」に出演中。また、アーティストオンラインショップ「 A!SMART (アスマート)」にて、 小関裕太 2021-2022カレンダー「FOUR SEASONS」が予約受付中!