いま巷で静かなるブームを予感させる大人の料理「ガレット」！ ここ数年で一気に知名度を上げています。
そば粉を薄く焼いたガレットは、一見クレープのようですが、甘い食材と合わせた女性向けのスイーツというイメージのクレープと違い、卵やチーズ、スモークサーモンなどと合わせた料理。しかも、シードルと一緒にいただくことが多いので、そういった意味でも、ガレットはユニセックスかつ大人の好みに合っているともいえます。
『Precious』12月号では、そんなガレットに注目し、老舗、通の店、話題の店の3店を厳選！ 元々はフランスの郷土料理ですが、三ツ星シェフがプロデュースしたモダンな解釈とプレゼンテーションのガレット店が日本にも押し寄せてきています。
【老舗】オ・タン・ジャディス
ガレット好きが通う一軒家のカフェ＆レストラン。ガレットはシンプルが一番。外側はカリッ、中はモチッとした仕上がり。味が左右されるシンプルなガレットこそ、極上の焼き具合いのひと品を。
［電話番号］03･3770･2457
［営業時間］11:00～19:30（L.O.）
［休日］水曜
【通の店】ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション丸の内
ジョエル・ロブションブランドのなかで、パンやケーキを展開するカフェ。特徴的な三角形のガレットの上には、フォアグラ、トリュフ、赤ワインで煮た洋梨のコンポート、サラダが。大人の贅沢を堪能できるガレットです。
［電話番号］03・3217・2877
［営業時間］11:00～20:00（L.O.）
［休日］不定休
【話題の店】ル ブルターニュ バー ア シードル レストラン
日本初のガレット専門店“ル ブルターニュ”の新機軸店。旬の野菜と、ゴマ風味の豆腐クリームをガレットの上にのせて食べるというスタイルが新しい！
［電話番号］03・5229・3555
［営業時間］
水～木17:30～23:00（L.O.）
金11:30～14:00（L.O.）、17:30～23:00（L.O.）
土11:30～23:00（L.O.）
日祝11:30～22:00（L.O.）
［休日］月・火曜
ガレットには、薄い生地で食材を包むという概念はなく、シェフの自由な発想で飾られる一皿は、洗練かつラグジュアリー！
シンプルな料理だけに、合わせる素材や焼き方などで、大きな差が出るガレットは、ちょっと前にブームが来た“ナポリピッツァ”に動きが似ているとか。元はカジュアルな料理ですが、「ガレット食べに行かない？」ってなんだかすごくオシャレな誘い文句に聞こえてきました。ガレットにシードル。女子会、はたまたランチデートにいかがでしょう？（さとうのりこ）
（『Precious』2014年11月号）
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