速攻帰りたくなる「デート前LINE」
待ち合わせ。
かつて携帯がなかった頃は「時間と場所を決めてそこに行かなければ会えない、遅刻するとしてもそれを伝える手段がない」というものでしたが、誰もがスマホを持つ現代では、場所も時間も「じゃあ着いたら連絡しよう!」など、かなりゆるくなっているもの。
友達同士ならゆるーい感じだけど、でもやっぱり「デートの待ち合わせ」はちょっと緊張するし、ドキドキしているタイミングで「……え?」と疑問に思ってしまうLINEを受け取ってしまうと、デートの出鼻をくじかれて「もしかして行かないほうがいいんじゃ…」と思ってしまうのが本音。
20~30代の女性たちに「デートでありえないと思ったLINE」を調査すると、やっぱりそんな「待ち合わせ」にまつわるものがいくつか寄せられました。その中からピックアップしてご紹介します。
◆あなたが間違えたのに……
「新宿駅の東口集合で、デート相手が西口に出てしまったらしく、行き方わからないから西口に変更で!とめっちゃ勝手に変更された。店は東口なのに……」(25歳・会社員)
改札や出口がたくさんある場所は、確かに同じ「●●駅」といっても、歩いたら何分もかかることも多いですよね。でも、うっかり間違ったからといって勝手に待ち合わせ場所を変えられるのはちょっとナシ。せめて迷うことがわかっているなら、最初からそこを指定して!
◆「着いたよ!」からの「俺はここ!」
「着いたよ~ここにいるよ~って連絡したら、あとから俺はここにいる!って連絡が来た。先に連絡したほうに向かうもんじゃないのかな、とモヤモヤ」(26歳・会社員)
これはモヤモヤする! 近いところにいるから1分くらいの話だとしても、「ざっくりした場所の待ち合わせなら、後から来た人が先に連絡した人のほうに行く」がセオリーですよね。このパターンは悪気がなさそうなだけにさらにモヤモヤ。
◆お店選び下手くそか
「アプリで出会った人と初デートのとき、『行きたい店がある』と結構うちから遠めの駅を指定。電車の乗り換えがうまくいかず遅刻が決まったときに『遅れます、予約の名前何ですか?』って聞いたら予約してないと言われた。しかも店は満席だったのフルコンボ」(28歳・会社員)
確かに自分も遅刻したというちょっとした負い目はあるから強く出られないけど、それにしても「行きたい店があると指定してきた遠めの店×予約してないことをその場で知る×しかも満席」って、あまりにも残念コンボ。ついでに「先のこと考えられなさそう」「仕事できなさそう」などと、ありとあらゆる「ないわ~」な印象に繋がります。
待ち合わせのタイミングで「ん?」と思ってしまうと、その後ずるずると「ないな~」という印象になり、その後のデートもちょっと残念なものになりがち。あなたはこんな「残念な待ち合わせLINE」、うっかり送ってしまっていませんか?(榎本麻衣子)