「蕣」読める?絶対知ってる夏の植物のこと!
お盆シーズン…というわけで、本日の漢字クイズは「夏にまつわる漢字」から出題!
夏になるとなんとなく食べたくなる「海蘊」や「和布蕪」。そして鳴き声を聞くと夏を感じる「茅蜩」など、絶対知っている言葉なのに漢字になるとわからないものはたくさんあります。
本日はそんな夏の風物詩のひとつである、ある植物から出題です。
「蕣」って、読めますか?
◆ここでヒント!
夏といえば思い浮かべる花のひとつのこちら。
デジタル大辞泉(小学館)によると、このように説明されています。
●●●●科の蔓性 (つるせい) の一年草。茎は左巻き。葉は大きな切れ込みがある。夏の朝、らっぱ状の花を開く。種子は漢方で牽牛子 (けんごし) といい、緩下剤などに用いる。東アジアの原産で、奈良時代に薬用植物として中国から渡来。江戸初期より園芸植物として栽培され、多くの品種が作られた。牽牛花。槿花 (きんか) 。しののめぐさ。
なんとなくわかりましたでしょうか?
青や紫、ピンクの花が多く、自由研究で染物などを作ったことがある方もいるはず。
小学生の頃、夏休みに学校から持って帰ってきて、観察日記を書いた…という方は、かなり多いのではないでしょうか。
そう、正解はこちら。
「あさがお 」です。
普段は漢字で表記する場合は「朝顔」と2文字で書くことが多い花ですが、実は「蕣」1文字でも同じものを指します。また「あさがお」以外にも「むくげ」と読むこともあり、こちらはアオイ科の落葉低木のこと。ひとつの漢字でふたつの植物を表す…という、ちょっと不思議な漢字です。
CanCam.jpの漢字クイズは毎朝6時の更新です。明日もお楽しみに♪