パターン化したメイクにプロが指南!【ヘア&メイクBEFORE→AFTER】
『CanCam』で連載している「月刊 CanCam it girl」。新メンバーに選ばれた読者モデルを、プロのヘアメイクによる華麗なテクニックで変身させちゃいます!
今回ヘアメイクを担当するのは、ファッション誌でも大活躍、モデルにも大人気のヘア&メイク福川雅顕さん。細部にこだわりを見せた、まるでイリュージョンのような華麗なテクニックで女の子をかわいく大変身させます!
【Before】
今回変身するのは、上智大学3年生の佐久間みなみさん。この日は、トレンドのパープルのアイシャドウとピンクのリップを合わせた華やかなメイク。「好きな色のリップと、アイシャドウをただ組み合わせてない? 一見おしゃれだしかわいいんだけど、色のちぐはぐさを少し感じるかも……。思い切ってワントーンで合わせてあげると、グッと垢抜けて見えますよ(福川さん)」
リップが浮いて見えたり、なぜかしっくりこないのは、トーンが合ってないせいかも!? 大人のワントーンメイクにトライ!
STEP① アイライナー1本分アウトラインを引く
ブラックのアイライナーを使って目の粘膜にインラインを引き、目を閉じた状態でキワにアイライナー1本分のラインを引きます。
STEP② 綿棒でぼかす
「インラインを引いた後に、ペンシルで1本分アウトライン引きます。このままだとパキっとしすぎちゃうので、綿棒でぼかします。このぼかす作業が、綺麗なグラデーションを作る一手間!(福川さん)」
STEP③ ベージュのアイシャドウで自然な立体感を演出
上にブラウンベージュのアイシャドウをのせ、全体をなじませる。
「先ほど引いたアイラインの上にアイシャドウをのせると、黒とベージュの自然なグラデが完成。テクニックはいらないのに、すごく印象的でプロっぽい仕上がりに(福川さん)」
【After】
使ったカラーは、なんとブラウンだけ! 上級者に見えるワントーンメイクの完成。
今回のメイクポイントは、色のトーン合わせ。「目元のパープルと、リップの色が若干違っていたのが気になったので、ブラウンのワントーンを提案しました。目元に合わせて、チークにも同じアイシャドウを使い、リップもヌーディに。色の三原色を頭の中に思い浮かべると、おのずとどの色合わせがいいかという法則がわかってきますよ。」
色味を変えたい場合は、この基本のトーン合わせテクニックを応用させるだけだそう。「例えば、彼女がしていたパープル系のアイシャドウには、青みピンクのリップの方がまとまります」(福川さん)
ワントーンなのにすごく印象的に仕上がるので、ぜひ実践してみて!
【今回使用した劇的チェンジメイクアイテム】
アイライナー…シャネル レ クレイヨン インテンス アイ ペンシル ヌワール
アイシャドウ…ボンジュール ガール アイシャドウ Janis