アイラインもアイシャドウもつけまつげも「盛りに盛っていた」時代は終わり、アイメイクのトレンドは「シンプルな中にパンチを出す」こと。盛らないアイメイクのどこでパンチを効かせるか……それは「下まぶた」!
『美的』4月号「新鮮!おしゃれ!下まぶたに春色を♪」では、アイシャドウ、マスカラ、アイラインの3つのカラーアイテムを効果的に下まぶたに使い、いつものメイクが格段に洗練されて見えるポイントを提案しています。
イチオシは、透明感の高い「イエローゴールド」を使った、下まぶた目尻側に重点を置く「下重アイ」のメイク! このカラーは肌なじみがよく、下まぶたがふっくらとして見えるので、優しい表情に仕上がります。コツは、下まぶたの目尻側1/2のみに色をのせること。目尻から黒目の中央に向かってなじませ、目尻部分をほんの少し太めにすると、自然に目もとを大きく見せる効果があります。
\おすすめのアイテム/
みずみずしい発色でピタッと密着するのに、サラリと仕上がるクリームタイプ。資生堂 インターナショナル SHISEIDO シマリング クリーム アイカラー YE216(¥3,150)
同じく“下重アイ”のメイクテクは、まだまだあります!
●下まぶた目尻側1/2に「ミントグリーン」で涼しげ爽やかアイ♪
●下まぶた目尻側3/4に「ラベンダー」でクールでカッコイイ美人アイ♪
●下まぶた全体に「ブラウン」でふんわり目力アップ!パッチリアイ♪
●下まぶた目尻側1/3に「キャンディピンク」で大人可愛い甘めアイ♪
目を大きく印象づけるためのアイメイク=黒やブラウンのアイライナーでぐるりと目を囲む……というイメージを払しょくし、カラーアイシャドウを上手に使って「印象的な眼差し」を作る。これが今最も旬なアイメイク。
さらにステップアップを狙うなら、こんなメイクテクも。
●「ダークパープル」のマスカラでうるんだ眼差し!
派手になりそうなイメージですが、濃厚な色を使えば黒より軽くあか抜けた印象に。青みカラーの下まつ毛が、白目をよりクリアに見せてくれます。【おすすめ】→深みのあるリッチパープルで、繊維がまつ毛に太さを出してカールもしっかりキープ!イヴ・サンローラン・ボーテ マスカラ ヴォリューム エフォシル 22(¥4,200)限定品
●「ボルドー」のマスカラでハーフ顔っぽく!
セクシーカラーのボルドーも、下まつ毛に使うと、明るさが生まれハーフ顔のような色素薄めの透明感ある目もとに。【おすすめ】→きちんとセパレートして細く繊細なまつ毛に。パルファム ジバンシイ ノワール・クチュール 4(¥4,620)限定品
パレットの中で眠っていたカラーアイシャドウがあれば、見直してみてください。きっと今だから使いこなせる(むしろ大活躍の)カラーがあるはず。私も早速、カラーアイシャドウを目尻側に使ってみたら、それだけでいつものメイクがおしゃれに激変! 下まぶたメイク、ぜひみなさんもトライを!(さとうのりこ)
(『美的』2014年4月号)
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