【あきえちゃん連載 第1回】
『王様のブランチ』のロケコーナー「買い物の達人」で長らく活躍し、毎週変わるゲストの方々それぞれに合わせて話を引き出す適応力、てきぱきした進行力で楽しい時間を提供してくれた”あきえちゃん”こと鈴木あきえさんが、CanCam.jpに登場!
働く女子たちの悩みごとを受けて、よりよくやっていける道を一緒に考えてくれます。
今回は転職して間もない美樹さん(26歳)からのお悩み。
今までバリバリやってきたけど、新しい環境に移って実力が発揮できなくなってしまったという美樹さん。どうやって自分の居場所を作っていけばいいのでしょうか?
今回の悩める働く女子は…
今までの経験が活かされない異業種に転職して、まだまだ仕事の出来では周りに存在感を示せていない状況。そんなとき、どうすれば自分の居場所を作れるでしょうか?
あきえちゃんは新しいお仕事の現場に飛び込んだとき、どんなふうに周りの方から認めてもらってきましたか?
■気分を「22歳の新入社員」に戻す
仕事の出来で評価されてきた自負があったのに、転職や部署異動、新しい上司とうまくいかない……といった事情でいまいち結果が出せない状況になり、もやもやを抱えている方は少なくないんじゃないでしょうか。
あきえちゃんもまた、学生時代にはチアリーディング漬けの生活を送り、卒業後は一変、芸能界に飛び込んだ経歴の持ち主。自分の体験と照らし合わせて、一緒に考えを巡らせてくれました。
「こちらの方は26歳なので、社会に出て3・4年分のキャリアがあって、ある程度自分の物差しみたいなものができてきていると思うんですけど、それを捨ててみるというか。もう一度22歳の新入社員になった気持ちでやってみたら何か芽が出るんじゃないかなと思います。
私で言うと、自分にとって一番大きな現場はやっぱり、19歳でレギュラー出演が決まった『王様のブランチ』でした。
当時を思い返すと……そうですね、私はとにかくすべてのことに体当たりでした。っていうと聞こえはいいんですけど、その分とにかくめちゃめちゃ失敗してたんです。だからこそ”こいつしょうがないな”って周りのスタッフさんが叱ってくれた。そうやって育ててもらえたのが本当に財産だなと思っています。」
いつもてきぱき仕事をこなす印象のあるあきえちゃんなので、ちょっと意外です。
「あの頃のことを当時のスタッフさんに訊いたらみんな”あきえちゃんはダメダメリポーターだった”って言うと思います(笑)。自分でも1年くらいでクビになると思ってたので、こんな続いて自分が一番驚いてるんですよ。」