昨今のファッショントレンドは全体的に「シンプル」。アイテム自体もベーシックなデザインがメインだし、コーディネートも、ちょっと羽織ったり、ちょっとインに何かを着るくらいで、複雑な重ね着(レイヤード)はちょっと面倒かなっていう風潮です。
ベーシックなアイテムをサラッとシンプルに着こなす。素敵ですよね。でもお気づきでしょうか。そのままで素敵にキマってるのは、体型も素敵な人だけなんです!!
そう。「シンプル主義」の落とし穴は、ズバリ「体型のごまかしがきかない」こと!
ひらっとした袖やAラインのチュニックみたいに、二の腕やお腹が隠し放題というわけにはいきません。そこで、『SAKURA』冬号から学んだ「-3kgやせて見えるテクニック」を伝授! ポイントは「色使いの工夫」にありました。
~色使いで実現「-3kgやせ見え」4ワザ~
★締め色でサイドを縁取る「額縁配色」★
外側の羽織りものをダークカラー、インを明るいカラーにするテクニック。外側のシャドウ効果で、目線はインの明るい部分に集中して細く見えます! ロングカーデなら、さらに細長の額縁効果で細見え度アップ!
★寒色系コンビでスマートに「ロイヤルブルーミックス」★
今年のトレンドカラー、ロイヤルブルーのような寒色は、それだけで引き締め効果あり。ネイビーとの相性も抜群なので、トップスからボトムまでブルーでつなげて、細長さを強調して。
★トップスに視線を集める「ビビッドカラー×黒」★
定番の派手色をトップスに、ボトムを黒にするテクニック。コーデが単調だと感じたら、トップスはコンパクトに、ボトムはボリュームをつけたり、マフラーを巻いたりして目線を上にする小ワザを!
★濃淡のコントラストでくっきり「メリハリ配色」★
トップスの淡い色×ボトムの濃い色のメリハリ配色も「-3kgやせ見え」には効果的。もっと言うなら、トップスは柔らか素材、ボトムはデニムやレザーなどかちっとした素材にすることで、メリハリ感がよりアップ!
どれも言われれば納得なのですが、意外と忘れがちなテクばかり。服選びに迷ったときにもお役立ちなので、この効果絶大のテクニックを、ぜひ頭に置いておいてください。(安念美和子)
(『SAKURA』2013年冬号)
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