2016年12月17日・18日・29日に行われた、アミューズ若手俳優によるファン感謝ライブ「HANDSOME FESTIVAL 2016」、待望のDVDが発売!
2014年以来、2年ぶりに開催された本公演には過去最大の25名のハンサムが参加し、会場もハンサム史上初のTOKYO DOME CITY HALLと過去最大規模の東京国際フォーラム ホールA(追加公演)で行い、大盛況で幕を閉じました。
DVDには、チーム・ハンサム!のオリジナル曲を中心に、福山雅治さんやポルノグラフィティ、perfumeなど事務所の先輩たちの楽曲など、公演内容を“ほぼフル”収録。また、初日公演の密着メイキング映像やバックステージの特典映像に、ハンサムたちの貴重な姿を撮り下ろしたブックレット付きの豪華版という仕上がり。
ハンサムフェス2016のスタートから彼らを追い続けてきましたが、DVD発売を記念して、神木隆之介さん、吉沢亮さん、小関裕太さんのスリーショットインタビューが実現!
DVD「HANDSOME FESTIVAL 2016」の見どころとなりそうな公演の思い出話を、笑いを交えて、たっぷりと語っていただきました。
┃ハンサムフェス本番の裏で神木が必ずしていたこととは?
CanCam.jp編集部(以下、CCJP) (取材時点で)すでに5か月が経っていますが、2016年のハンサムフェスを振り返ってみて、思い出に残っていることをお聞きしてもいいですか?
神木隆之介さん(以下、神木) 思い出はたくさん残っています。『それがすべてさ』から『SIGN』まで、僕の出番が休みなんです。同じように出番が休みだった伊村製作所の吉村(卓也)さんや伊藤(直人)さんたちと集まって話をしていたのですが、「間違えた?」が第一声で、「間違えそうだった」とか「今のところまだ間違えてない!」と報告し合っていました(笑)。
小関裕太さん(以下、小関) そうなんですね! この話、僕らも今初めて聞きました(笑)。
神木 休憩中のメンバーが同じ場所に集まって確認するということを必ずしていました(笑)。自分が間違えてしまった時に「俺も間違えたよ」という仲間というか、心のよりどころがほしかっただけなのですが(笑)。
小関 僕はその間、一生懸命ポジションを確認してました……国際フォーラムの時は完璧に覚えられていたんですけど、TDC(TOKYO DOME CITY HALL)の時は毎公演、心臓がバクバクするぐらい緊張していて、その瞬間を生きることに必死だったんです。だからあらためて、「ステージに立つこと」には責任と覚悟が必要なんだと実感しました。
吉沢亮さん(以下、吉沢) そうだね。ちなみに僕は、隆(神木さん)が休んでいる間はバチバチでした。
神木 なに“バチバチ”って(笑)。
小関 たしかに、亮さんはけっこう休みなく出てましたよね。
吉沢 僕は『SIGN』の後、VTRを挟んで『THRILL』という曲順で、汗をすごくかきながら息も上がって「体が限界をむかえそう……」というなかで、聴かせる系の曲『White Serenade』だったんです。この流れはかなりしんどかった。隣りで通くんが涼しい顔して歌っているのに、僕は汗びっちょり(笑)。
神木 汗ダクの亮は、全然“冬感”がなかったよね(笑)。僕は『THRILL』が終わって、そんな亮を見て「頑張れ」と思いながら袖にはけた(笑)。
吉沢 正直、この3曲が終わったら「俺のピークは終わった……」と思っていました。これを越えたらあとはもう大丈夫! みんなと楽しく歌うんだ!って。
┃吉沢亮が忘れられないエピソードを激白。「『俺、終わった』と思った」
CCJP そう思いながらDVDを見直すと、また違った発見がありそうですね。他に、印象的な場面があれば教えていただけますか。
神木 どの公演か忘れてしまったのですが、『THRILL』を歌い終わって、僕と亮がポーズをキメていたら、白い小さな羽根が舞い降りてきたんです。それで周りを見たけど、誰もそんな羽根がついた衣装を着ていなかったので、違う場面で落ちたのが最後のタイミングで舞ったのかな……って。「羽根が舞っていたけど演出かな」とSNSに書いていた方もいたみたいで。
小関 客席からも見えるぐらいの羽根だったの?
神木 大きくないけど、前の方に座っていたら見えていたのかもしれない。「演出じゃないですよ」と思ったのですが、『THRILL』で上から下に手を下ろす振付があって、その瞬間にふわっと。実は密かにそんな感動的なことがありました(笑)。
吉沢 すごいドラマチックだね。この話、初めて聞いた。
神木 亮の印象的なシーンは『FLASH』じゃない? だって、「本当にヤバかった」って言ってたから(笑)。
吉沢 『FLASH』ね……僕、最終日にトチりました。
小関 最悪だ!(笑)
吉沢 『FLASH』の前奏が流れているのに気がつかなかったんです。その時、なんかふと違うことを考えてしまっていて、曲が始まっているのに気がついた瞬間、「待て待て、俺なんでここにいるんだ?」って。
神木 ちなみにどこにいたの?
吉沢 セットの上段から6人が出てきて、下に下りてくる……という演出だったのに、僕だけ下にいたんです。「やばい! 始まる!」と思ってダッシュして、下手からサッとステージに出て、何もなかったような顔をして5人と合流しました。
神木 さすがだ(笑)。
吉沢 でも、出方を間違えたのはその瞬間だけです。今となっては「なんであの時、他のことを考えていたのかな」とも思うんですけど、最終日、僕はけっこうテンパってました。会場の大きさと5,000人という人数にビビッてたんですよね……TDCがすごくアットホームな感じだったので余計に。5,000人という客席の圧が想像以上で、「負けそう。どうしよう」と思っていたら、間違ってしまいました。しかも、着けていたヘッドセットのマイクが誰かとぶつかって外れちゃって……「俺、終わった」と思いました(笑)。
小関 大変でしたね(笑)。僕は、『Feel The Same』で、ソロパートがあったので嬉しかったです。「このパートを任せてもらってよかったな」と思いました。
吉沢 フェイクもかかって、特に最終日よかったよね。
神木 しかも、客席に向かって歌う裕太をハンサムのメンバーがみんなで見てるという構成だったんです。
CCJP どんな気持ちで小関さんを見ていたのですか?
吉沢 ああ……神様……!
神木 神様、光ってるよ……すごい……!
(小関さんが大笑い)
吉沢 だってあの時、黄色い衣装だったもんね、裕太。
小関 そうですね(笑)。
★インタビュー後編→神木隆之介と吉沢亮の“公開キス”に国際フォーラムが揺れたあの日…そして、今思うこと
(撮影:田中麻以/取材・文:さとう のりこ)
【画像一覧】『HANDSOME FESTIVAL 2016』
(DVD2枚組+ブックレット/¥7,800+税)
*2017年6月14日(水)より、アミューズ公式オンラインショップ「ASMAR(アスマート)」にて独占販売中!
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