神木隆之介と吉沢亮の“公開キス”に国際フォーラムが揺れたあの日…そして、今思うこと

神木隆之介,吉沢亮,小関裕太,ハンサムフェスティバル2016,インタビュー

2016年12月17日・18日・29日に行われた、アミューズ若手俳優によるファン感謝ライブ「HANDSOME FESTIVAL 2016」が待望のDVDを発売。

ハンサムフェス2016のスタートから彼らを追い続けてきましたが、DVD発売を記念して、神木隆之介さん、吉沢亮さん、小関裕太さんのスリーショットインタビューが実現!

3人が思う“MVP”メンバー、そして追加公演で大きな話題となった“公開キス”についても聞いてみちゃいました。このインタビューを読んでから「HANDSOME FESTIVAL 2016」のDVDを観れば、きっとまた新たな発見がある、かも?

★インタビュー前編→吉沢亮が忘れられないハンサムフェスのエピソードを激白。「『俺、終わった』と思った」

 

神木・吉沢・小関が挙げた「HANDSOME FESTIVAL 2016」MVPは?

CanCam.jp編集部(以下、CCJP) ちなみに2016年のハンサムフェスを通して、もし“MVP”をあげるとしたら誰でしょうか。

小関裕太さん(以下、小関) 松岡広大です!

吉沢亮さん(以下、吉沢) やっぱり松島庄汰でしょうね。

神木隆之介さん(以下、神木) あ、僕と一緒だ(笑)。

小関 え、亮さんと隆さんは同じ? 僕は、広大に深夜練習を付き合ってもらっていたんです。「このスタジオを予約したけど、ダンスを教えてくれない?」と夜遅くに呼び出して、2~3回ぐらい付き合ってもらいました。広大は自分のことでやらなくちゃいけないことが多かったはずなんですけど、初めて参戦するメンバーのことも気にしつつ、僕の練習に付き合ってくれて、すごく大変だったと思います。だから僕は、広大にMVPをあげたいな。

吉沢 そうだったんだ……すごいね。

神木 亮のMVPは?

吉沢 僕は松島庄汰さんだと思ったけど、かぶるなら替えようかな。

神木 大丈夫。僕、松島庄汰って言わないから(笑)。

吉沢 じゃあ、松島庄汰で! あの人、すごいんです……。あらためて、彼だけのキャラを持っているなって思いました。天然というわけでもなく、たぶん彼は真剣にやっているんだけど、それが面白いんです。狙ってやっている瞬間もあるけど、狙ってやってない時のほうが面白い(笑)。きっと本人も気づいていない、天才的な“笑い”に対しての才能が……やっぱり彼は“笑いの人”だと確信しました。

小関 笑いの人(笑)。

神木 僕は、伊藤直人! 何がすごいかというと、“振り”が全部頭に入っているんです。それに絶対に間違えない!

小関 たしかに! 僕も教えてもらいました!

神木 ダンス経験者以外のメンバーの中で、ダントツに覚えがいいんです。そして、歌声が渋い(笑)。

小関 僕、直人さんの歌声好きなんですよ。

神木隆之介,吉沢亮,小関裕太,ハンサムフェスティバル2016,インタビュー

 

CCJP 伊藤さんもそうですが、今回新人ハンサムたちがたくさんいらっしゃいましたが、一緒にステージに立ってみていかがでしたか。

吉沢 みんな、普通にできていたよね。僕らが最初ステージに立った時より、明らかに上手だと思います。

神木 「なんでみんな、こんなに踊れるんだろう」と思った(笑)。僕たちが最初に出ていたころより、確実にダンスのレベルは難しくなっているのに。それに、『PARTY RIDE』があんなに踊る曲だと思っていなかっただろうな。

吉沢 俺たちだって思ってなかったもんね。「なんで『PARTY RIDE』がこんなに踊る曲になってるんだ?」って(笑)。

神木 ダンス経験もなく、右も左もわからない状態の人もたくさんいたのに最終的にはきちんと踊れていたので、本当にすごいなって思います。練習が始まった頃は、「どんな後輩なんだろう」「どんな先輩なんだろう」と様子見なところがありましたが、練習していくうちに、自然とお互いの世界に混じり合っていった感じがします。本当にいい子ばかりなんです。

 

CCJP 今回、TOKYO DOME CITY HALLから国際フォーラムと、キャパが全然違う会場で公演してみていろいろ感じたこともあると思いますが、あらためてみなさんにとってどんなハンサムフェスになりましたか?

神木 本当に楽しかったです……。

吉沢 やっぱり「楽しい」に尽きますね。個人的には、今回のハンサムは僕が出たハンサムの中でいちばん楽しかったかもしれないです。今までと何が違うかと言われると上手く説明できないですけど、取り組み方はもちろん、他のメンバーとの距離感とか接し方とか、いろんなことが濃かったから。そういう意味でもすごく楽しかったし、チーム・ハンサムとしての“ハンサム感”……ハンサムたちがひとつになりましたという感じが……とにかく、楽しかったです! 全体的に、ハンサム全員でつくったなというのをすごく感じました。

神木 全公演終わった後に亮が言っていたよね。「練習とかリハーサルは大変だったけど、なんだかんだ楽しいよな」って(笑)。

小関 素敵な言葉!(笑)

吉沢 結果的にそうなるよ。だって楽しいんだもん。

 

神木と吉沢の“公開キス”に国際フォーラムが揺れたあの日…今思うこと

CCJP ところで、神木さん、吉沢さん、小関さんそろっての取材は今回が初という組み合わせのようですが、ハンサムフェスの最終日を観た方には、なかなかたまらないスリーショットですよね。最終日の“公開キス”についてうかがってもよろしいのでしょうか……。

神木 もちろんです!

 

CCJP あの時、神木さんと吉沢さんのキスにも驚きましたが、とっさに割り込んできた小関さんがあまりに印象的でした。

小関 そうですねぇ……。

神木 なんであんなに慌てて止めたの?

小関 なぜか反射的に止めに入っていました(笑)。だって、生中継をしてたし……二人とも役に入り込んで、男と女になっちゃってたし……。

神木 神木と吉沢が入れ替わってるだけで、男と女にはなっていないから(笑)。なぜあれをしたかというと、大きな会場で公演をするというプレッシャーが大きかったんです。

小関 プレッシャーの反動?(笑)

神木 僕らが1~2年目だったら真面目にセリフを言って、真面目に格好つけていたと思います。でも、何年もハンサムに出演してきた僕たちが、さらっと終わらせられないと思ったんです。

吉沢 最終日で、あのコーナーのいちばん最後だったからね。

神木 それまでの公演で、松島&水田とか桜田&渡部といろいろやっていて、神木&吉沢への期待値が高まっていると思ったので、やらなくてはいけないって(笑)。

吉沢 そういえば、2日目に隆と対決した時、俺、隆の耳たぶハムハムしたなぁ……。

小関 ハムハム?(笑)

神木 (笑)。でも最近は舞台挨拶で、菅田将暉くんと野村周平くんまで(公開キスを)していたから、そういった意味では僕らは先駆者なのかな?(笑)

小関 あまりよくない先駆者です(笑)。

神木隆之介,吉沢亮,小関裕太,ハンサムフェスティバル2016,インタビュー

CCJP そんな先輩二人から、小関さんが学んだことは?

吉沢 先輩だなんて。デビューを考えると、裕太のほうが僕よりずっと先輩です。

小関 いやいや!(笑) 年齢の2つ差ってけっこう大きいですよ。人生の先輩です。僕はおふたりから“度胸”を学びました!

神木 度胸、かな。

吉沢 覚悟?

神木 覚悟も違う気がする。だって、「よし、やってやるぞ!」という感じでもなかったよね(笑)。

 

CCJP でも客席からの「キャー!!」という声を聞いて、実際はどう思われていたのですか?

吉沢 「やってやったぜ」。

神木 たしかにそうだね(笑)。

小関 その盛り上がる声を聞いて、もう一度やろうとしたから僕らは全力で止めに入らざるをえなかったんですよ(笑)。あの後、僕は友だちに「2017年は誰がキスするの?」って聞かれたんです。キスするのが恒例じゃないから!って言っておきました(笑)。

神木 そういうイベントではないです(笑)。

吉沢 でもさ、正直なところ、最後に俺らがキスでしめちゃったじゃん? ファンのみなさんも「今年は誰が……」とかって期待していたりするのかな。そうなると毎年ハードル上がっちゃうよね。だったら、ゲームコーナー的なものを止めればいいのか。

神木 どうなんだろう(笑)。ただ、みなさんの印象に強く残ったのは……僕が言うのもおこがましいですが『君の名は。』の力が大きいと思うんです。

小関 それはある!

吉沢 そうだよね。あの時、『君の名は。』の人気が本当にすごい時期だったから。

神木 盛り上がってくださったので、内心「よかった……」と思いました。後で聞いたら、撤収作業をしてくださった方々も、「入れ替わってる!?」というセリフを聞いて裏で拍手をしてくださっていたみたいで、それを聞いて本当に嬉しかったです。

 

CCJP 裏でもそんなことが? まさに伝説が生まれた瞬間だったのですね。

神木 もう僕たちの代では伝説を作ったからね(笑)。

吉沢 次の伝説を作る代は、君と広大に譲るよ。

小関 困るんだよなぁ……(笑)。引き継ぐ前に卒業したい!(笑)

★インタビュー前編→吉沢亮が忘れられないハンサムフェスのエピソードを激白。「『俺、終わった』と思った」

(撮影:田中麻以/取材・文:さとう のりこ)

 

【画像一覧】『HANDSOME FESTIVAL 2016』

DVD『HANDSOME FESTIVAL 2016』
(DVD2枚組+ブックレット/¥7,800+税)
*2017年6月14日(水)より、アミューズ公式オンラインショップ「ASMAR(アスマート)」にて独占販売中!

【あわせて読みたい】

※松島庄汰と水田航生が「HANDSOME FESTIVAL 2016」を振り返り、ファンへの想いを語る

※渡部秀、吉沢亮とクリスマスケーキを食べながら「来年は売れよう」

※アミューズの先輩たちは異常?魅力的で“2.5枚目”なハンサムたち

※チーム・ハンサムの“弟分”!小関裕太が松岡広大に「怖い先輩いる?」

※CROSS GENE セヨン、プライベートでの小関裕太のファンサに感心