累計80万部突破の大人気小説が映画化! 奥平大兼・出口夏希「ふたりの話」
5人の高校生たちが、それぞれちょっとした「かくしごと」を持ちながら、傷ついたりぶつかったり泣いたり…そんな青春映画でW主演をしているおふたりに、映画や最近のアレコレを〝ふたり話〟してもらいました♪
Q. 時間を忘れて夢中になってしまうことは?
【奥平】ゲーム
「色々なジャンルのゲームをしますが、そのときによってブームが変わるかな。でも、基本は友達とオンラインでつなげます。今ハマっているのは、それぞれが国を作り、大きくしていくゲーム!」
【出口】ぼーっとすること
「家に帰ってきたら、ソファではなく床に座ってソファに寄り掛かるのが好き。そこで何も考えずに過ごしていると、知らない間に7、8時間経っているんです(笑)」
Q. 最近買ったお気に入りのアイテムは?
【奥平】帽子
「帽子が好きなんですけどもしかしたら被るよりも、集めるほうが好きかもしれないです(笑)。特に、誰がなんのために作ったんだろうって思うような、個性的なデザインのものが好きで…色々な帽子を持っています」
【出口】家電
「服を掛けるだけでクリーニング効果がある家電。ごはんを食べに行ってついた匂いも取れるから便利です」
Q. この夏にしたいことは?
【奥平】バーベキュー!
「去年の夏もしたかったのですが、できなかったので…今年こそ実現させたい! バーベキューは、野菜が好きです。え、肉じゃないの? って思いますよね(笑)。でも、バーベキューの焼いた野菜って、いつも以上においしくないですか?」
【出口】夏を感じたい(笑)
「去年は夏を楽しむ機会があまりなかったので、今年はとにかく夏を感じて、夏っぽいことをたくさんしたいです!」
青春映画でもあり、言葉にすることの大切さも教えてくれる作品!
前回と今回の共演で印象が変わったことはありますか?
【奥平】以前共演したときは、あまり一緒のシーンがなかったので、会話することがほぼなくて…。共演前は、キラキラしていて元気なイメージがあったけど、そのときはイメージと全然違っていて、現場ですごく静かだったんです。でも今回は、やっぱり最初のイメージどおり明るくて天真爛漫だったから、逆にびっくりでした(笑)。
【出口】前回は作ってたって言いたいのかな(笑)? でも、今回の撮影現場は5人みんなの波長が似ていて、ずっと話していたし、笑っていたし、私も素でいられました! 奥平さんのイメージは、今回の〝京くん〟に近くて、わりと口数が少ないタイプだと思っていました。でも、実は話しかけやすくて気さくな方だったので、いい意味でギャップがありました!
今回の映画で、改めて気づいた〝大切なこと〟はありますか?
【出口】この映画は、青春映画ではあるのですが、人との関係において直接言葉で伝えることの大切さを教えてくれるような気がします。私自身も、気持ちを伝えるのはそんなに得意なほうではないので、特に感じたというか…。
【奥平】言えそうなイメージがあるけどね!
【出口】よく言われます! 実は気持ちを溜めてしまうので、映画から学ばせてもらいました。
【奥平】人によって入ってこられたくない領域が違うので、距離感って難しい。だからこそ、何も気にせずにつきあえる友達がいることに感謝しないといけないなとも思いました。
映画の観どころを教えてください!
【奥平】映画の中の会話や世界観がとても心地よくて、僕自身も学生時代がよみがえり、当時の気持ちを思い出して懐かしい気分になりました。
【出口】世代によって少し感じることも違うと思いますが、色々な世代の方に共感してもらえると思いますので、ぜひ、観てください!
2003年9月20日生まれ。’20年に映画『MOTHER マザー』で多くの賞を受賞し、注目される。映画『Cloud クラウド』(’24年)などに出演。3月まで放送されていた日曜劇場『御上先生』も話題になったばかり。
2001年10月4日生まれ。雑誌『non-no』の専属モデルとしても活躍。ドラマシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』(’23年)、ドラマ『ブルーモーメント』・映画『赤羽骨子のボディガード』(’24年)など話題作に出演。

配給:松竹/公開中
原作は、『君の膵臓をたべたい』の住野よる氏による同名小説。〝人の気持ちが見えてしまう〟というチカラを持った高校生男女5人が織りなす、もどかしくてキュンとする日々を描いた青春ラブストーリー。Aぇ! groupの佐野晶哉なども出演。
©2025『か「」く「」し「」ご「」と「』製作委員会 ©2017住野よる/新潮社
撮影/JOJI(RETUNE) スタイリスト/伊藤省吾(sitor/奥平さん分)、道端亜未(出口さん分) ヘア&メイク/速水昭仁(奥平さん)、Otama(出口さん分) 取材協力/川口里那 構成/小山恵子 WEB構成/久保 葵