憧れのあの人に聞く!20代で買ってよかった〝本物〟って何ですか?
「そろそろ、高くても長く使える名品が欲しい。でも、失敗はしたくない!」そんな声にお応えして、素敵な先輩たちが、20代の頃に買って今も愛用しているアイテムをインタビュー! 今回は、CanCam専属モデルの頃から、数多くの私服企画を担当。知的でセンス抜群の堀田さんが、流行と本物の違いを教えてくれました。
▼「ホンモノ論」。山本美月さん編はこちらからCHECK
本物を持っていると歳を重ねるのが楽しくなる
「私にとっての本物は、背伸びをしても怖くない物。むしろ身につけると、私の背中を押してくれるもの」
私にとっての本物はふたつあって。ひとつはDIORのヴィンテージウォッチ。昔から腕時計をしている女性が理想で、アクセサリーには出せない知的さや色気を感じていました。だから大人になったらいい腕時計が欲しいと思っていて。そしてヴィンテージの世界も昔から大好き。ヴィンテージアイテムはサイズが合わなくて諦めることも多いけれど、一期一会の出会いでサイズもぴったりだったときの「私の物♡」感は本当に幸せ。この時計も信頼できるヴィンテージショップで見た瞬間にこれだ! と感じて、腕につけたら驚くほど肌に馴染んだんです。20代と30代で服の好みは変わっても、この時計は変わらずそばにいてくれる本物です。
もうひとつはシャネル。ずっと憧れていて初めて買うシャネルがパリの本店だったら…と密かに思っていたら、たまたまパリで仕事があって。これはチャンスと思って仕事の合間にひとりで本店に行きました。お店に足を踏み入れたときの緊張感、歴史あるマトラッセのバッグを手にしたときの高揚感は今でも忘れません。拙い英語で頑張った当時の自分をほめてあげたいです(笑)。このバッグは20代の頃は緊張して使えなくて、30代になって気負わずに使えるようになりました。どちらも最初は「20代の私にはまだ早いかな」と思ったけれど、その気持ちを超えて「いや、私はこれを買う!」と強く思えた物。私はお金を貯めてから高い物を買うタイプですが、もし自分の貯金で買えるタイミングがあるなら、20代のうちにそういう経験をして損はないです。その頃の自分に馴染まないこともあるけれどそれでもいい。持っているだけでモチベーションが上がるし、30代・40代と歳を重ねるのが楽しみになります。
堀田茜さんの20代で買ってよかったホンモノ
◾️堀田さんのホンモノ01—「DIOR」ヴィンテージウォッチ
「大学を卒業しCanCamモデルとして頑張ろうと思っていた24歳の頃に出合った腕時計。ゴールドとシルバーがMIXされたデザインで、TPOを選ばずに使えます。海外に行くときも持っていく大切な時計です」
◾️堀田さんのホンモノ02—「CHANEL」マトラッセのチェーンバッグ
「26歳当時の私には震えるほど高い買い物でしたが、現在の価格を知ると素敵なブランドのバッグは時間と共に価値が上がるんだとその素晴らしさをより実感することができました。外側だけでなく内側も美しく、そして使いやすいです」
“ホンモノ”を持っていると、年を重ねることが楽しくなる♡
20代でホンモノを迎えることの大切さを語ってくれた堀田さん。憧れのアイテムや思い切って奮発したバッグは、持っているだけでモチベーションが上がるし、年齢を重ねるうちにだんだんと自分に馴染んでいく楽しさを実感できるのが嬉しいですよね。そろそろかな、と思ったら、皆さんも素敵なお買い物をしてください♡