「世界イチ敷居の低いゴルフ入門」として始めたCanCam it girl ICONSたちのラウンドデビュー。後編は、コースレッスン当日、午前中は3時間みっちり実践練習を行ない、準備が整ったCanCam it girl ICONSの2人。午後はいよいよコースへと飛び出します!
▼ラウンドデビュー前編
ラウンドデビューに臨むCanCam it girl ICONSはこの2人。

「全くの未経験からスタートだったので、最初はボールに上手く当たらず苦戦したことも。でも、それもレッスンを重ねるうちにボールが当たった時の爽快感を知って、ゴルフが楽しくなりました。今日は少し緊張してるけれど、コースに出るのを楽しみにしていたので頑張ります!」
「お仕事でゴルフコースに来たことはあったけれど、実際にラウンドするのが今日が初めて。レッスンに真面目に通って上達も実感できているし、コーチたちからも”いいね!”とたくさんホメてもらったので、コースでもその成果を出したいです! 」
ふたりがコースに出て初めて知ったことを中心に、ラウンドする際に心掛けたいゴルフマナーを時系列でお届けします!
初めてコースを出る日に知っておきたいこと11
1.【準備】スタート時間の10分前にはカートへ
身支度を整え、トイレを済ませたら自分のクラブが積まれたカートへ。スタート時間の10分前にはカートに着き、ボールやグローブなどを取り出して、コースに出る準備を整えます。
2.【準備】スコアカードに名前を記入
ロッカーキーがついたカードフォルダ内にスコアカードを収め、一緒にラウンドするプレーヤーの名前を記入しておこう。自分の名前はいちばん左に。
3.【準備】打つ順番を決める
スタートホールにカートを進めたら、打つ順番を決めます。これはジャンケンで決めても、くじで決めてもなんでもOK。
4.【準備】プレイングティーを選ぶ
ゴルフはレベルによってプレイする場所を選ぶことが可能。多くのコースでは青(上級者ティー)、白(レギュラーティー)、赤(レディースティー)を基本に、緑(シニアティー)や黒(プロティー)など、距離や難易度が異なるティーが設定されています。
初心者のうちは距離が短い赤(レディースティー)を選ぶのがベター。そして、最初の1打はティーマークとティーマークの間にボールを置いて、打っていきます。
5.【プレー中】人が打つ時はお静かに
人が打つ時はおしゃべりはやめ、物音も立てないよう静かにするのがマナー。また、同伴者同士、打ったボールの行方をお互いで確認し合うのも大事。
6.【プレー中】ピンから遠い順にボールを打つ
自分が打ったボールまで進んだものの、「2打目以降はどんな順番で打つの?」と、思わず顔を見合わせたりいなと璃乃。正解は、ボールがピンからより遠い人から打つ。
ですが、ゴルフはスロープレー厳禁。譲り合って、相手が打つのを待っていると時間がかかってしまいます。そのため、周囲を確認した上で「打ちまーす!」と声掛けすれば、準備ができた人から打って前へと進めましょう。
7.【プレー中】クラブは数本持って歩く
「こんなにカートに乗れないものだとは思ってなかった」とは璃乃。そう、実は初心者のうちはボールが真っ直ぐ遠くに飛ばせることは少ないのが現実。
思い切り打ったのに、ボールはすぐそこまでしか飛ばない…なんてことはしょっちゅう。そのため、クラブは最初から数本持って、そのままボールに向かうほうが効率的なんです。
8.【プレー中】ハーフ2時間10分以内を目指す
ラウンドの所要時間の目安は9ホールで2時間10分。つまり、1ホールを約15分でラウンドする計算です。
ゴルフは1組最大4人。その4人がホールアウトするまで約15分と考えると、のんびり&ゆっくりのプレーができるのは上級者のみ…というのが現実。りいな&璃乃の2人も打ったらボールを目掛けて小走り、を繰り返しました。
なんとかグリーンにボールを乗せるところまで進んだ2人。ここからはパターを使って、カップインを目指します。
9.【プレー中】グリーン上では走らない、飛び跳ねない、引きずらない
まず、野口コーチが「これだけは絶対!」と2人に伝えたのは、グリーン上では走らない、飛び跳ねない、引きずらない、の3つ。
これまでボールを打ってきたフェアウェイやラフといった場所に比べ、グリーンは芝を短く刈り込んでいる分、とても繊細。走るのはもちろん、飛び跳ねたり、シューズを引きずることで傷つけてしまう危険性があるので、「グリーン上ではソフトタッチで歩く」と覚えましょう。
10.【プレー中】グリーンにボールが乗ったらマークする
ボールがグリーンオンしたら、そのボールの後ろに「マーカー」と呼ばれる目印を置いて、ボールをピックアップします。これは他の人がパッティングをする際、邪魔にならないためにする処置。
マークをする際は、同伴者のラインを踏まないように細心の注意を払って。
「さっきまで思い切りスイングしてたけど、パターは繊細さが要求されるから、匙加減が難しい!」(璃乃)
11.【プレー中】「OK!」を出し合う
全員のボールがカップに入るまでプレーすると…どうしても時間がかかってしまいます。そこで、”これは次打ったらて、入るよね?”という距離まできた時点で、「OK!」と声掛けを。
「OK!」の声がかかったら、ここまで打った打数にプラス1打することを忘れずに。
11.【その他】スコア記入はカートに乗ってから
さぁ、ようやく1ホールを終えて次のホールへ移動です。ホールとホールの間が空いていることもあるので、次のホールへ向かう際はカートに乗りましょう。
そのタイミングでやっておきたいのが、スコアカードへの記入。自分が前のホールで何打打ったか、そして同伴者のスコアも余裕があれば書いておきましょう。
最近はカートに搭載されたGPSナビにスコア入力機能があることも多く、わざわざ用紙に記入せずとも大丈夫なケースもあるので、お好きな方を選んで。
さぁ、ふたりのラウンドはいかに!?
いざ実践となると、なかなかイメージ通りとはいかなかった様子のりいな&璃乃。
でもそこは吸収の早い2人。ボールを打ち進めるうちに、コツを掴んだ様子。
午前中に習ったばかりのバンカーショットも、ほらこの通り! 一発アウトで大喜び!
お互いのショットに「ナイス!」「いい感じ!」と声を掛け合って、前へ前へと進みます。
そしてこの日は日没が迫ったこともあり、3ホールを終えたところで終了。
手取り足取り、フルサポートしてくれた野口コーチに全力で「ありがとうございます!」の2人でした。
ラウンド体験してみてどうだった?
「ゴルフ道の奥は深い! インドアで取得できたと思っていたことが半分もできなかった…。でもそんな中で、ナイスショットが出た時の気持ちよさったら、最高でした♪ 暖かくなったら、ラウンドの回数を増やして、18ホール全部回ってみたいです」(りいな)
「最後の方はいい感じでドライバーが当たったけれど、バンカーやアプローチなど、コースには想像していなかった落とし穴がたくさん(笑)。でもそれを一つ一つ攻略していくのが、テーマパークのようで楽しかった! 誰と回っても恥ずかしくないレベルになれるまで、まだまだ精進します!」(璃乃)
ますますゴルフへの情熱に火がついた2人。春のゴルフシーズンに向けて、目下レッスンに励んでます♪
衣装協力/アディダスゴルフ 撮影/長谷川直紀 構成・文/一寸木芳枝
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