【医師監修】角質ケアはしたほうがいい?自宅でできるケア&おすすめアイテム

角質ケアしたほうがいい人って?角質ケアQ&A

彼との距離をぎゅっと縮めたいのに、「ニキビや毛穴が気になる」「メイクのりが悪い」「ボディがガサガサ」…etc.こんな悩みに心当たりがある人は、“角質ケア”が足りていないのかも。思わず触りたくなるうるぷる肌は、「角質ケア」がカギ! 今回は、角質ケアの基本をWOVEクリニック中目黒の髙瀬先生に聞きました!

★森 香澄さんの角質ケア方法とお気に入りアイテムはこちら!


教えてくれたのは

WOVEクリニック中目黒・院長 髙瀬聡子先生
皮膚科医・美容皮膚科医。スキンケアに関する著書の多くが「わかりやすい!」と好評。美容業界からの信頼も厚い。

Q.そもそも「角質」って何?

A.外部からのダメージをブロックし、美しく健康的な肌を守る細胞

「角質とは、肌のいちばん外側にある皮膚細胞のこと。肌の表面を約0.02mmの厚さで覆い、紫外線や花粉、大気汚染物質など、外部刺激が体内に侵入してダメージを与えるのをブロックする働きがあります。健康的な肌と体を維持するにはとても大切な角質ですが、実は成長を終えた“死んだ細胞”でもあります」(髙瀬先生)

Q.角質ケアをするメリットは?

A.古い角質が程よくオフされ、肌トラブルが起きにくい肌に

「古くなった角質が必要以上に蓄積すると、肌の乾燥、くすみ、ゴワつき、毛穴の詰まり、ニキビ、シワっぽさなど、多くの肌トラブルの原因に。角質ケアとは、肌表面の不要な角質をオフし、健康的で美しい肌の育成をサポートするお手入れのこと。オイリー肌や混合肌、ニキビ肌の人は、特に効果を実感しやすいはず」(髙瀬先生)

Q.角質ケアで気をつけるべきことは?

A.やりすぎNG!保湿&UVケアもおろそかにしないこと

「角質ケアをやりすぎて必要な角質までオフしてしまうと、肌が乾燥したり、敏感に傾きやすくなります。それぞれのコスメのパッケージなどに記載された用法・容量を守って使うことが大切です。また、角質ケア後の肌は乾燥しやすく紫外線ダメージも受けやすいので、保湿&UVケアと必ずセットで行うようにしましょう」(髙瀬先生)

当てはまったら角質ケアの始めどき

  • ニキビが繰り返しできやすい
  • 鼻周りやあごなど、部分的にザラつく
  • 毛穴が詰まりやすい
  • スキンケアの肌なじみが悪い
  • 保湿をしても潤いにくい
  • ベースメイクののりが悪い

顔にも体にも使える角質ケアコスメ、増えてます!

顔の古い角質を優しく落としつつ、ボディのガンコな角質にもアプローチできるタイプもあります!

30秒ピーリングで毛穴レス美肌に!

ロゼット ロゼットゴマージュ クリアピール 120g ¥550

ピーリングジェルが肌の上でポロポロに変化し、古い角質を絡め取る。

吸着も潤い補給もする泥を3種イン!

I-ne ドロアス クレイクリアウォッシュ120g ¥990

厳選された3種の泥を配合したジェル状洗顔料。しっとりすべすべの洗い上がり。

肌の潤いバランスもコントロール

イプサ ルミナイジング クレイex 100g ¥4,730

ベタつきが気になるときは乾いた肌に、乾燥する日は濡れた肌に使えるクレイ状洗顔料。

CanCam2025年1月号「接近戦Beauty」より
撮影/金野圭介(静物) 構成/北川真澄 WEB構成/齋藤奈々
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