短い爪命!OLが爪を伸ばしてジェルネイルをした結果
ライターH(24)、ずっとやってみたいと思いつつチャレンジできていないことがありました。
それは、ジェルネイルをすること! それも、そこそこ爪を伸ばして。
アレルギーがあるわけではなく、職場の就業規則も問題ないのですが、「長い爪って生活しにくそうだし、まずネイル行くのってお金かかるな…」という理由で今まで「短い爪&たまにセルフでマニキュア」が定番になっていたのでした。
そんな私がやってみよう! と重い腰を上げたきっかけは、いつもかわいくネイルをしている友人と旅行に行くことになったから。手元の写真も撮るだろうし、せっかくならこの機会にやってみよう! とのことで、思い切ってサロンを予約。
キラキラにかわいく仕上がりました♡
育爪期間を含め2ヵ月ほどを通して感じたメリット&デメリットをレポートします。
ジェルネイル&長い爪のメリット
①全然剥がれない
塗り方が悪いのか手先の使い方が荒いのか、セルフネイル(マニキュア)をすると3日ともたずに剥げてしまっていた私の爪。それがなんと、4週間経っても綺麗なまま!
ネイリストさんの腕が良いという理由があるにしても、自分でやっていた頃とのあまりの違いように、嬉しさを通り越して、ただただ驚くばかりです。ネイル行くと高いからセルフでいいや…と思っていたけれど、毎度毎度塗り直す手間を考えれば、プロにジェルネイルをしてもらったほうがコスパが良い説、あります。
②見るたびに嬉しくなる
なんだかんだ手って、ふとしたときに自分の目線が行きがちなところですよね。ちょっとテンション下がるな~と思って下を見たら、キラキラかわいい指先が目に入ってくる! マグネットネイルって動かすと面白いんだよな~と指先で遊んでみたり、埋め尽くすようにつけてもらったパーツをまじまじと観察してみたり、気がついたらテンションが回復しているなんてこともしばしば。さらに私はパソコン作業多めのお仕事なので、いつも視界にかわいい爪があるのは、精神衛生上良すぎます。
③褒められることが増えた
ネイルをしてからというもの、家族や友人はもちろんのこと、上司や取引先の方にまで「爪かわいいね!」「キラキラしてて素敵」と声をかけられることが増えました。人間、褒められるとやはり嬉しいものです。思い返してみれば、自分も友人のネイルを見るたびに「かわいいな~」と思ったり実際にそう伝えたりしていた気がします。髪型や服装よりも、話題に出しやすいのかも。雑談のきっかけにもなって、いいこと尽くめ♡
④写真映えする
今回の目的、早速果たせました! やはりネイルをしていると、写真に華がプラスされますよね。後から見返して、「このときはこんなネイルしてたんだ!」と思い返すことができるのも楽しみのひとつ。
ちなみにこれは、謎の微熱が1週間続いていた際に「地味につらい~」と母にLINEしたときの一枚。
うん、しっかり体温計です。映えも何もありません。でもあら不思議、手元のキラキラがちょっぴり華やかさをプラスしています。こんななんでもない写真でも映えさせるなんて、名脇役ですね。ちなみに母からは「ネイル可愛いね♪」と返ってきました。娘の体調心配して…(笑)。
⑤デザインを考えるのが楽しい
SNSで「#ネイルデザイン」「#〇〇ネイル」と調べるとたくさん出ている可愛いデザインたち。次はどれにしようかなと考えるの、めちゃくちゃ楽しい…! 今回は「強い女にしてください!」とブラック×シルバーネイルをお願いしたわけですが、冬になったらツイードもやってみたいし、バレンタインはブラウン系もいいな、フレンチも1回はやってみたい! …なんて、気づいたら数か月先まで候補デザインが埋まっています。このワクワク感、たまりません♡
⑥意外と根元、気にならない
今回のブラックのように、自爪とあまりにも離れている色にすると、日が経つにつれ伸びた部分が気になるんじゃないかと不安だったのですが、これが意外と気にならない。ちなみに、サロンに行って4週間経った爪がこちら。
よく見たら根元は伸びているのですが、思ったより気になりません。学生自体髪をハイトーンにしており、根本の黒いのがちょっとあるだけでも許せなかった身なので、ネイルは意外と気にならないというところは少し意外でした。
⑦指が長く見える
ここからは爪を長くしたことによるメリットを少しご紹介。まず、爪が長く見えること! 当たり前と言えば当たり前なのですが、手の平が大きい民からすると指が長く見えるのは嬉しいことこの上ない。ちょっぴりコンプレックスだった強そうな手も、すらっと見せてくれます。
⑧所作が上品になった(気がする)
爪を長くしてからというもの、「折ってはいけない! 大惨事になる!」という気持ちが芽生え、荒かった手先の使い方が少し上品になった気がします。シールをはがすときも爪ではなくハサミを使ってみたり、缶のプルタブを空けるときは指の腹を使うようにしてみたり。気をつかうのが面倒くさいといえば面倒くさいですが、小さな積み重ねが上品さに繋がったらいいなぁ、と思っている次第です。
ジェルネイルと長い爪のデメリット
①硬化するとき痛い
これは筆者の爪が薄いからかもしれませんが、硬化するとき、正直ちょっと痛い! 痛いというか、熱いという表現のほうが合っているのでしょうか。面積が大きくなるほど熱が集まるから痛いよ、と友人から教えてもらいましたが、私は一番小さい小指でも痛いです。でも、友人はほぼ痛みを感じないそうで…個人差がかなりありそう。美容院ではブリーチの痛みに耐え、まつげパーマでは染みるパーマ液に耐え、ネイルでは硬化の熱に耐え…美しくなるのも大変ですね。
②パソコンのキーが打ちにくい
長い爪、めちゃくちゃキーボードを打ちにくい。タイプミスも短い爪だった頃より格段に増えました。OLとして致命的すぎます。キーボードの種類によっては、キーとキーの間に爪が引っ掛かってしまうことも。気合でなんとかしていますが、正直キーを打つスピードは下がっているのが現状です。
③頭が洗いにくい
今まで爪を立てて頭を洗っていたので、長くなった今、洗いにくいことこの上ない! また、パーツが髪の毛に引っ掛かるため自分の指を使って頭を洗うのはかなり神経を使います。シャワーブラシとコームを使うようにしましたが、一気に全体を洗うことができないのが難点です。これには関しては慣れるしかないのかも…。
④ピアノが弾けない
幼少期からピアノを習い、今もそれを趣味としている私。長い爪、ピアノが弾けない!! 厳密に言えば弾くことはできなくもないのですが、指の腹を使おうとすると手首が下がってフォームが崩れてしまうし、爪を立てようとすると痛いのと折れる心配があります。ピアノに限らず、指先を使う趣味をお持ちの方は気をつけたほうが良さそうです。
こうしてメリット・デメリットを改めて書き出すと、爪が長いことによるデメリットを感じている一方、ジェルネイル自体にはメリットを多く感じていることがわかりました。指が長く見えるというメリットを手放すのは惜しいけれど、「爪を短くして、ネイルを楽しむ」というバランスが私には合っているようです。
ネイルをする前は「1回8,000円として、年96,000円もするのか…」と思っていましたが、「1日あたり300円未満でこの可愛さが楽しめることを考えると、意外とコスパが良い!」という考えに変わりました。
ということで、今週もネイルに行ってまいります♡ 私もジェルネイル気になってるんだよな、という方は、ぜひ一回試してみてはいかがですか?