CanCam7月号に登場してくれたアンジュルムの皆さん。
誌面でもたっぷりインタビューを掲載していますが、実はみなさんもっともっとたくさんのことを語ってくれていたんです。
というわけで、CanCam.jpで、インタビューのロング版を特別に掲載♡
本日は、いちばん後輩の同期コンビ、下井谷幸穂さん×後藤花さんのクロストークをお届けします。
―アンジュルムに加入して1年。「自分のここが変わった!」という部分は?
後藤 花さん(以下、花) 入ったときはダンスがなかなか覚えられなかったり、何かあると自分を追い込んで、さらにできなくなってしまうこともありました。でも今は「今はこれができない、じゃあこうしてみよう、この日に練習しよう」と、少し大人になって計画的に考えられるようになりました。
下井谷幸穂さん(以下、幸穂) メンタルが強くなりましたね! 加入してすぐにハロプロが25周年コンサートとアンジュルムの秋ツアーのリハーサルが重なって、2人ともてんやわんやになって「もうダメかも…」となってしまったことがあったんですが、今は「頑張ろう!」とポジティブに変わってきているな、と思います。
花 へにゃへにゃしていた私に、「ゆきほち、ガッツ入れてくれ〜」という感じで、いっぱいガッツを入れてくれたからだよ。逆にゆきほちは丸くなったよね。前はガツンと言葉をかけてくれる感じだったけど、最近は「そうだよね〜」と寄り添ってくれる。どっちのゆきほちも好きだけど、そこが変わったなあと思います。
幸穂 自覚なかった! 最初は不安や焦りがあったけど、1年経って落ち着いてきたのもあるし、花ちゃんのような人に今まで出会ったことがなかったこともあって、理解が深まってきたのもあるかも。今までの友達は私に似た感じの子が多かったんですけど、私たち、正反対すぎて。
花 ゆきほちは目の前のことをどんどんやっていって、ポジティブな感じだよね。
幸穂 そうそう、なんでもかんでも「面白そう、やってみよう!」って、人見知りも物怖じもしない。学校では廊下で集まってめっちゃしゃべるタイプの女子でした(笑)。私はこの通り見たままの性格だけど、花ちゃんはもう少し、人の気持ちが深いところまでわかる感受性豊かなタイプ。曲の歌詞も深いところまで理解して、歌詞に心を深く動かされていたり。だから一緒にいて新鮮。
花 そうかも、明るくて人見知りしないところは一緒だけど、私は自分より人を優先することが多いとか…。でも、ゆきほちがポジティブシンキングだから、私もそれをもらって前よりポジティブに考えられるようになった! あとは計画性がなさすぎたけど、最近はやりたいことより先にやらなきゃいけないことをちゃんと優先できるようになってきたのは、自分でも変わったなと思います。
幸穂 上國料さんの感じ方と似てる気がする。お話する機会が多いから、影響を受けていそう。私自身は、人は人、自分は自分だから、人と比べなくなった。たとえばセンターは立ってみたいけど、もしセンターじゃなくても「私は私の中で一番!」だと思えてステージに立っていられたらいいなと思います。他の人が自分と違う行動をしていても「そうか、こういう行動をする人もいるんだな」と、それぞれの良さを認められるようになりました。
―アンジュルムに加入して、加入前の想像と違った部分は?
花 それが本当に想像通りというか、想像の倍明るくて、仲がよくて楽しいグループだな、と日々思ってます。
幸穂 楽屋で2〜3人ずつでおしゃべりしながらメイクしていたり、話し声が絶えないです。もちろんひとりで黙々と自分に向き合っている人もいますが、本番前の円陣になったら一致団結!
花 「丸一日、この人としゃべってない」ってことがないくらいです。
―今回の新曲の魅力を教えてください! まず『美々たる一撃』はどうですか?
幸穂 『美々たる一撃』は、やっぱり佐々木さんの良さがグッと目立つダンス。爆発力というか、ちょっと休憩するようなところがなくて、佐々木さんっぽい。
花 激しくてかっこいいダンスです! MV撮影のときも、みんなで「脚がやばい…!」と言いながら撮影していました。
幸穂 ダンスが激しいからか、撮影するテイクの数がいつもより絞られていて、限られた回数で本気で踊りました。メイクがくずれそうなくらい激しいです…。でもライブの定番曲になりそう。
花 今までのアンジュルムの曲とはちょっと違った雰囲気なので、今までの曲との違いを見ていただきたいです。この曲はマンガやアニメの主人公みたいな強さがあって、メンバー全員の強い感じや、前に突き進んでいく感じを見てほしいです。
幸穂 ラップパートを盛り込んで歌わせていただいたりもしていて、ぜひ聴いてほしいです!私は歌よりもラップのほうが得意かも、というくらい手応えがありました。
花 本当に!? 私はラップはレコーディングの段階で難しかった…。かっこいい系じゃなくて、思ってるより声が高くて「子どもが歌ってます」という感じになっちゃって…(泣)。自分はラップのパートを入れてもらえることはないだろうなと思っていたら、入っていてまさかと驚き。でも、音源で他のメンバーの声と合わさるとかっこよく聞こえて、すごい! よかった! と思います。
―『うわさのナルシー』はどうですか?
幸穂 まず「私がいちばんかわいい」と自信を持ってる女の子が主人公の曲。
花 自信満々な女の子の曲ってストレートに捉えていただくのも楽しいんですけど、私の個人的な曲の楽しみ方としては…実は「自信満々に見えるけど、本当はすごく自信がない子で、歌詞にあるような自信がある理想の自分になりたくて、そうなれるよう頑張っている子」という考え方もあるんじゃないかな、と思っていて。そう強く生きようとしている感じがするので、そうやって歌詞を読みながら聴いていただくのも、ひとつの楽しみ方だな、と思っています。ダンスも繊細でキレイで大人っぽい。「自分にできるかな…」と思いつつ、頑張りたいです。
幸穂 やっぱり花ちゃんの歌詞の解釈はすごい…!
花 ありがとう! でも『THANK YOU,HELLO GOOD BYE』は、ストレートに聴いてもらうのがいいかな、と思っています。本当に歌詞がよくて、思っていることを素直に届けてくれて、そこにキレイな音が合わさった、愛にあふれて感謝でいっぱいの曲です。
幸穂 『THANK YOU,HELLO GOOD BYE』の「まだ伝えきれてない想い いくつもあるけれど」の歌詞がお気に入りです。佐々木さんに対してもそうですし、普段もなかなか想いを伝えきるって難しい。その気持ちをストレートに書いているところが好きです。MV撮影のときも、楽しくてハッピーでパワフルな撮影で1日楽しかったけど、「佐々木さんと撮るのが最後なんだ」と実感してしまって、ちょくちょく涙が出るメンバーもいたよね。
花 私もちょっと泣いちゃった…。
幸穂 そういう私もリハで誰よりも早く泣いちゃいました(笑)。
―ありがとうございます。では最後に、6月19日の横浜アリーナ公演への意気込みを教えてください!
幸穂 まず、横アリだと聞いたときのあの喜び、忘れないと思います。
花 ずっと憧れていたすごく大きなステージだから、本当にありがたくて、緊張しています…。
幸穂 竹内朱莉さんの卒業が横浜アリーナで、客席からステージを見ていた舞台に、今度は自分たちが立つ。リハーサルの環境と本番のステージの形が全然違って、私は臨機応変に対応することがまだ得意ではないので、まず絶対に場位置をしっかり覚えて臨みたいです。
幸穂 ね。横浜アリーナに立てる喜びと、緊張と、佐々木さんの最後だから、大成功で終わりたい、という気持ちが強いです。
花 佐々木さんって、太陽みたいなんです。私たちメンバーひとりひとりにとって、かけがえがない、心の支えになっていた存在。いなくなるのが想像つかないくらい愛を教えてくれて、愛に溢れた人。今まで出会った人の中で、いちばん「愛」という言葉が似合う方で、語りきれないくらい偉大な人。
幸穂 佐々木さんの安心感と笑顔と優しい目がすごく大好きです。アンジュを支えてくれる大黒柱のような存在だから、そんな方が卒業されたらどうなっちゃうんだろう…と少し考えることもありますけど、でも、他の先輩方もみんなそれぞれ偉大で安心できるから、きっと大丈夫だなと思ってます。
―佐々木さんの卒業後、こういうところをさらに担っていきたい、と思うことはありますか?
花 私はまだまだ役割を持てるほどすごくないので、まずできないことをちゃんと潰して、もっと力をつけて、目の前にあるものを精一杯やって、みんなに追いついていきたい。先輩たちにもっと「私なら大丈夫だ」と思ってもらえるくらいちゃんとできるようになりたい。まずそれが、自分のやらなきゃいけないことだと思います。
幸穂 私もそう。その上で、佐々木さんはダンスのイメージがあるから、ダンスをもっと支えていけるメンバーになりたい。パフォーマンスもそうだし、裏でも周りを見て、周りのメンバーのちょっとした変化に気づける人になりたい。そしてもし後輩が入ってくる日がいつかくるなら、愛で包んであげて、佐々木さんからやっていただいたことは全部やってあげたい。メンバーを第一に考えてあげられるような、そんな存在になっていきたいです。
明日以降もロングインタビューを掲載していきます。お楽しみに♡
最新シングル『美々たる一撃/うわさのナルシー/THANK YOU,HELLO GOOD BYE』発売中
アンジュルム半年ぶりのNEWシングルは、ダンスナンバー『美々たる一撃』、K-POPやシティポップを感じる大人な曲『うわさのナルシー』、MVにも注目の莉佳子フィーチャー曲『THANK YOU,HELLO GOOD BYE』のトリプルA面。
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【後藤さん】ビスチェ[Tシャツとセット価格]¥9,900(LILY BROWN ルミネエスト新宿店<リリー ブラウン>)、シャツ¥6,940(NEXT<badress>)、スカート¥37,400(H3O Fashion Bureau<KLOSET>)、靴¥17,600(アンティローザ<ラベル エチュード>)、イヤリング¥44,000(CITRON Bijoux)、リング[右手]¥4,400(ロニ)、リング[左手]¥171,600(e.m. 青山店<e.m.>)