だんだんと暖かくなってくると、スキンケアアイテムも春物に一新したくなりますよね。でも、「それはちょっと待って!」と注意を促すのは、独自のスキンケア法で人気の美容家・小林ひろ美さん。
過酷な冬にさらされてきた顔は、急にすべてを春物に替えてしまうと、ビックリしてしまうのだとか。小林さん曰く「洋服の衣替えをして1週間くらいのタイムラグをもってから、まずは化粧水だけ替えてみるなど、肌を少しずつ慣らしていくことが大切です」とのこと。
そして、冬の寒さに負けないようにと、肌は角質をため込んでいるので、上手な角質ケアやマッサージでキメを整えてから、肌をほぐして潤いを吸収する準備も大切。
春は肌が“ゆらぎ”やすい季節でもあるので、「肌の潤い」と「キメの整い」をしっかり見極めて、準備万端に整えてから、春物でお手入れをスタート!
さらに『美的』4月号では、読者の疑問を小林さんさんがズバッと解決。春の美肌づくりに欠かせないスキンケア法をご紹介していきます。
■しっとり潤わせるために、化粧水は“¥601づけ”が最も効果的!
乾燥している春の肌。化粧水はたっぷり使いましょう。コツは、最初に直径“500円玉大”の化粧水を手にとって、頬の内側→外側になじませ、次に“100円玉大”の化粧水を手のひらでなじませて、上→下と縦方向にタッピング。最後は、“1円玉大”を乾きやすいまぶたの上や小鼻周りに押し込むようにつければ、本当にしっとり潤います!
■美容オイルは、朝はスキンケアの最初に、夜はクリームにプラス
基本的にはいつ使ってもOKの美容オイル。より効果的に使うには、。朝は洗顔後すぐ、1~2滴を手のひらで温めてからハンドプレス。夜は1プッシュ(約100円玉大)をクリームに混ぜてから塗布するとベタつかず、保湿できます。
■春にできやすい“ニキビ”は、とにかく摩擦を与えないことが大切
スキンケアはやさしく行い、さらに、ぬらした綿棒の先端でニキビの脂分を取ってから、オロナインなどの薬を少量、そっとニキビに直接塗ります。その上からサージカルテープを貼って保護すると、より治りが早くなります。