海外旅行から帰ってくると、「やっぱり日本が一番だな～！」と感じることのひとつが“食事”。
イタリアンもフレンチも中華料理もおいしいけど、やっぱり日本の料理が一番おいしいと感じる人が多いのでは？
日本料理は、種類も多く、食材も豊富だし、味付け方法も様々。日本人ならではの繊細な味は、健康的なのにおいしい！ 毎日食べていても飽きないのが特徴ですよね。
そんな日本料理をおいしく感じさせている理由のひとつが「旨味」。AISSY株式会社が日本人100名と外国人100名に調査した結果、日本料理は「旨味」が強く、また日本人は「味覚力」も優れていることがわかりました。
人間は味を感じるときに、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味という5つの基本味に分けて味を感じると言われています。
日本人100名と外国人100名を対象に「味覚力調査」を実施したところ、6点満点の平均点は外国人が3.9点だったのに対し、日本人は4.3点を獲得。
また「旨味」についての正答率は、外国人が34％だったのに対し日本人は71％だったのです。
つまり日本人の方が「味覚力が高い」ことが判明しました！
日本の料理は「旨味が強い」！ だからおいしい!!
日本人の味覚力が高いことがわかったところで、今度は料理の味覚分析も実施。代表的な日本料理（10品目）と海外料理（20品目）の味覚分析を行った結果、日本の料理の旨味の強さは3.04、海外の料理は2.34という結果になりました。人間が味の違いを認識できる目安は0.2ポイント差なので、これだけの差があるということは、やはり日本料理は旨味が強いことがハッキリわかったのです。
以下、日本の料理と世界の料理の味覚分析結果です。日本料理は旨味が多いだけでなく、塩分も比較的少なめになっているようです。
2013年12月に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあって、最近、日本に滞在している外国人や外国人旅行者に「日本料理教室」が人気なんだとか。
ご飯、味噌汁、煮魚、煮ものといったごく普通の家庭料理を教えてくれる教室は、１回のレッスンが数万円してもすぐに埋まるほどの人気だといいます。
今や日本料理は、中華、フランス料理、トルコ料理といった世界三大料理にも劣らない、いやいやむしろ世界一美味しい料理と言えるのではないでしょうか？（いしかわちえ）
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