佐藤健『恋つづ』の毒舌&超ドSから一変!井上真央演じる主人公を真摯に想い続ける恋人に

井上真央さん、佐藤健さん、松山ケンイチさんら実力派俳優の3人が連続ドラマ初共演で挑む、金曜ドラマ『100万回 言えばよかった』(TBS系・毎週金曜22時)が2023年1月にスタートします!

(C)TBS

本作は、井上さん主演の“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリー。幼馴染ですが、大人になってから偶然再会し、改めてお互いを運命の相手だと確信した相馬悠依(井上さん)と鳥野直木(佐藤さん)。運命のいたずらなのか、悠依にプロポーズしようと心に決めた矢先、直木は不可解な事件に巻き込まれ突然悠依の前から姿を消してしまいます。

悲しみに暮れながらも直木を懸命に探す悠依でしたが、実は直木は自分が死んだとわからないまま魂となって現世をさまよい続けていました。自分の声が悠依に届かず、何かがおかしいと不安を感じている彼の前に現れたのは、唯一直木の存在を認識できる刑事の魚住譲(松山さん)。直木は譲に、自分の言葉を悠依に伝えてほしいと頼むのですが…。

一番愛している人にきちんと「ありがとう、さようなら、愛している…」を言えないまま別れることになってしまった直木は、その“思い残し”を果たすことができるのでしょうか。

愛する人を突然失ってしまった悠依、魂だけになってもそんな悠依をそばで見守る直木、そして死の真相を追う刑事でありながら、直木の唯一の媒介者として悠依に関わっていく譲。そんな3人が関わり合いながら、“当たり前のことは、決して当たり前ではない”というメッセージを伝えると共に、“その当たり前がどんなに愛おしくかけがえのないものか”を改めて訴えかけるオリジナルストーリー。

誰もが、一番愛している人にきちんと「さようなら」を言えないまま、お別れすることになりませんように…。全人類にとって未曾有の事態となった現代。大切な人には今の気持ちを精一杯伝えたい――。いろいろなことに押しつぶされそうになっているすべての方々に贈る、人生の応援歌になります。

本作の主人公、相馬悠依を演じるのは井上さん。大ヒットドラマ『花より男子2(リターンズ)』以来、TBS連続ドラマで主演を務めるのは実に16年ぶりとなります。井上さん演じる悠依は、有名美容室の系列店で店長を任されています。

中学生という多感な時期に家庭の事情で里親の元へ預けられ、そこで直木と出会います。その後、直木とは別々の道を歩み音信不通でしたが、直木が営む料理店で偶然再会。昔と変わらない空気感の直木に自然と惹かれた悠依は、彼となら幸せになれるという確信を持っていたのですが、直木は突然姿を消してしまうのでした。

子役として幼い頃から数多くの作品に出演してきた井上さん。代表作には、主演を務めた『キッズ・ウォー』シリーズや映画化もされたドラマ『花より男子』シリーズ(共にTBS系)、2011年に放送された連続テレビ小説『おひさま』、2015年の大河ドラマ『花燃ゆ』(共にNHK)などがあります。また、2011年に公開された主演映画『八日目の蝉』では第35回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得。そんな実力派女優の井上さんが本作で、突然命を落としてしまった恋人を想い、悩みながらも少しずつ前を向いて歩み出す切ない主人公を演じます。

そして、鳥野直木を演じるのは佐藤さん。大きな話題となったラブストーリー『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)では、胸キュンシーンで多くの視聴者を虜にした毒舌&超ドSドクター役が人気となった佐藤さんですが、本作では一変。憎まれ口をききながらも、悠依を真摯に想い続ける恋人を演じます。

直木は、悠依と同じく家庭の事情で里親に預けられた過去を持ちます。料理人の道を目指していた直木は小さな店をオープンさせ、そこで悠依と偶然の再会を果たします。悠依と一緒に過ごす時間が長くなるにつれ、この先の人生も一緒に歩んでいきたいと思うようになるが、ある日突然事件に巻き込まれ、死んだ時の記憶が無いまま魂となって現世をさまようことになってしまい…。

佐藤さんは数多くの作品で主演を務め、映画『るろうに剣心』シリーズ、2015年放送のドラマ『天皇の料理番』、2018・2020・2022年に放送された『義母と娘のブルース』など多数の代表作を持ち、Netflixシリーズ『First Love 初恋』の配信も控えています。

さらに、現世をさまよう直木と唯一意思の疎通ができる刑事・魚住譲役を演じるのは松山さん。2021年に放送された日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』(TBS系)では、信じられるリーダーとして未曾有の危機に立ち向かう経済産業省の役人を見事に演じ切りました。

今回は、警視庁捜査一課への配属を夢見る刑事・譲を演じることに。実家は千年続く寺であり、霊媒体質の家系に生まれたが幼少期からその才能は一切なかった譲。しかし、とある事件を追っている最中に、魂となって現世を彷徨う直木の姿が見えることに気づきます。戸惑いを隠せないまま、直木の思いを伝えるため悠依に接触を図るのでしたが…。

松山さんは昨今、映画を中心に活躍しており今年は『ノイズ』『川っぺりムコリッタ』と2本の主演映画が公開に、さらに2023年にも主演映画『ロストケア』の公開が控えています。映画界でも大いに活躍する松山さんの演技に期待が高まります。

数多くのドラマ・映画に出演してきた井上さん、佐藤さん、松山さんですが、意外にも今回がそれぞれ連続ドラマ初共演となります。

突然の死によって、運命が引き裂かれてしまった悠依と直木。そして2人を繋ぐ唯一のよすがである譲。非情な運命とその運命に必死にあらがい、奇跡を起こそうとする3人の姿を中心に脚本家・安達奈緒子さんが描く、完全オリジナルの“切なくて温かい”ファンタジーラブストーリー。実力派俳優たちが、大切な人を想う心の機微を紡ぐ本作をお楽しみに!

3人から届いたコメントを紹介します。

●井上真央さん

⽣きること、死ぬこと、愛することや⼈を想うこと…いろいろなテーマが詰まったドラマだと思います。 佐藤さん、松⼭さんとの3⼈での共演は初めてですが、掛け合いのシーンもおもしろく⼤切な⼈を想えるような作品です。オリジナルドラマなので、どのような展開になっていくのか、私⾃⾝も楽しみながら演じたいと思います。

悠依にとって、⼤切な存在である直⽊が突然⽬の前から姿を消してしまいますが、直⽊を⼀途に思う姿や信じようとする姿はとてもピュアです。素敵な作品にしますので、ぜひご覧ください。

●佐藤健さん

大切な人に想いを伝えられないもどかしさや切なさ、それでも懸命に想いを伝えようとする登場人物たちに胸を打たれました。人から見えない、触れない、人に声を届けられないという特殊な役柄ですが、皆様とこの世界観を形にしていくことが今からとても楽しみですし、やりがいのある役を演じさせていただけることを大変光栄に思います。よろしくお願いします。

●松山ケンイチさん

このドラマは、突然姿を消してしまった人と残された人のそれぞれの想いが描かれています。僕は台本を読んだときにどっちの立場もいやだと感じたので、やはり今一緒にここにいる瞬間をもう少し大事にしなければいけないなと改めて思いました。

僕は悠依と直木の2人を繋ぐという少し特殊な役ですが、楽しんで演じられたらと思います。共演者のみなさんのことを知ることはすごく楽しみなので3人で親睦を深めていき、いい現場にできればいいなと思っています。

いろいろな登場人物が出てきて、いろいろな部分で感情移入ができると思います。みなさんの背中を押せるような作品にしたいと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください。

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