コスメをきれいに撮りたい!!!でも……
TwitterやInstagramなどのSNSでアップされているコスメたちの写真。「こんな風にきれいに撮りたい!」と思って、家で実際に撮影してもなんだかイメージと違う……なんてことありませんか?ネット通販などで市販の撮影BOXを購入することもできますが、安くて5,000円~、中には10,000円を超えるものもあって、手を出すのをためらってしまうお値段です。
そんな撮影BOXが、すべて100円ショップのアイテムで手作りできちゃうことを知っていましたか?
美容系のアカウントを中心に大バズりした100均撮影BOX。実際にどのくらい写真が綺麗に撮れるのか、徹底検証しちゃいます!
実際に“撮影BOX”を作っちゃおう!
それでは実際に、撮影BOXを作っていきます。
まず、用意するのはコチラ。
・組み立てラックシリーズ フリーマルチパネル(355mm×355mm)…5枚
・組み立てラックシリーズ 連結ジョイント(4個入り)…2袋
・LEDライト…3つ
・単三電池(5本入り)…2つ ※LEDライト一つにつき三本使用
・模造紙(無地)…1つ
以上です。こちらはすべてDAISOで購入しました。ひとつ110円(税込)で、合計1,430円(税込)!撮影BOXを購入するより安価&手軽ですね。
ステップ1 パネルを組み立てる
まず、1枚のパネルの角に連結ジョイントを装着します。
こう!!
このパネルが撮影BOXの底になります。
次に、四隅のジョイントにパネルを三枚、縦に取り付けます。
奥までしっかり押し込みましょう。そして、縦に取り付けた三枚の上にもジョイントをON!
すると……
箱の形に近づいてきました!なんとなく、撮影BOXの形が見えてきました。
ステップ2 模造紙をセット
次に模造紙を、パネルの幅に合わせカットします。
この時、模造紙に折り目やシワが付かないよう、慎重に切りましょう。シワがあるといざ撮影!となった時に目立ってしまう可能性があります……。
そして切った模造紙を、奥のパネルに貼り付けます。
紙を折り込むのではなく、このようにテープで端を必ず止めてください。
模造紙の長さは余裕があったほうが、撮影時に調節しやすいです。
ステップ3 天井を取り付け、LEDライトをセット
模造紙を貼り付けたら、上のジョイントにもパネルをはめ、ライトを3つ、設置すれば……
完成!!!
ついに手作り撮影BOXの完成です。
10分もかからずにできちゃいました。
完成したはいいけどやっぱり気になるのは、そのクオリティ。
実際に手持ちのコスメを使って、撮影BOX使用ver.と未使用ver.の写真を比べていきます!
いざ、実践!
ライトやコスメを置く位置や、模造紙の垂れ具合など調整しながら、一番いい画角を探していきます。
数分にわたる試行錯誤の結果、撮れた写真がコチラ!
すごい……。白い背景がスタジオで撮影したかのような雰囲気を演出してくれます。
まるでコスメの紹介写真のような写真が撮影できました。スマートフォンのカメラで撮影しましたが、こんなにきれいな写真が撮れるなんて……。
コチラはカメラの角度と光の当て方を変えて撮影した写真です。同じ商品でも写真の撮り方で与える印象が違いますね。撮影していく中で、自分の好みの写り具合を探してみてもいいかもしれません。
撮影BOX未使用ver.と比べてみよう!!!
撮影BOXを使わずに机の上で撮影した写真と、撮影BOXを使用した写真を並べてみました。左が未使用の写真、右が撮影BOX使用の写真です。
未使用のものだと机や壁が入ってしまって、統一感のない印象を受けるのと、一気に生活感が出てしまいますね。反対に、撮影BOXを使用した写真だと背景が白で統一されているのですっきりとスタイリッシュな印象ですね。さらに、ライトの光がコスメに当たってパッケージの色味がより鮮やかに見え、未使用写真のぼんやりとした印象が改善されています。
白いパッケージの商品でも比べてみましょう。同じ白でも、より白さが強調されているように見えます。未使用ver.は柔らかい印象を受ける写真ですが、撮影BOXを使うとパキッとエッジが立った写真が撮れますね。
ちなみに、リップだとこれくらい変わります。右のほうがリップの色味が鮮やかですね。撮影してみてわかったのですが、撮影BOXを使用したほうが実際の色味に近いです。コスメを写真に撮ってみると、実際の色味と全然違う!なんてこともありますが、撮影BOXを使うとその悩みが軽減されるようです。
簡単にきれいな写真が撮れちゃう撮影BOX
100円ショップのアイテムだけで作った撮影BOX、想像以上にきれいな写真を撮ることができました!作り方も難しくなく、購入するよりも費用を抑えられるので試しやすいのも嬉しいポイント♡
作る時の注意点やポイントをまとめたのでぜひ参考にしてみてください!
- パネルはジョイントにしっかり差し込む。
- 模造紙は折りこんでセットするのではなく、パネルに貼り付ける。
- 模造紙になるべくシワや折り目を付けない。
- ライトはなるべく明るさの強いものを用意する。
また、ライトの置き方は上にひとつ、左右にひとつずつよりも下の写真のように上に2つ、被写体の正面にひとつのほうが個人的にきれいな写真が撮りやすいと感じました。
左右からライトを当てるとそれぞれの方向に影ができてしまうので、正面にはひとつにして、上にライトを2つ置いて上からの光量を増やすと影が被写体の後ろにできるので、撮影時に気になりにくいです。
コスメをきれいに撮れる日はすぐそこに♡
撮影BOXを使うと、おうちが一瞬にしてスタジオに早変わり♡コスメだけじゃなくて、アクセサリーや推しのグッズの撮影にも使えそうですね♪撮影BOXの中をデコレーションして本当の撮影セットのようにしても楽しめそうです。
すべて100円ショップのアイテムで完成する撮影BOXを作って、お気に入りのコスメたちをきれいに撮影しちゃいましょう♡(くじらおかみおん)