“色気”って結局、具体的にどんなものなのでしょう。色っぽい服装やメイクをすること? 露出が多い服を着ること? いえいえ、そんなことではありません。
前回の記事<作家・中谷彰宏が教える「セクシーさをつくるのは○○と品のギャップ」>はコチラ
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今回はフリーアナウンサーの魚住りえさんが、“色気の本質”を解説。「さまざまな人と話して気がついたのは、色っぽい女性はまた話したいと感じる方ばかりだということ! 周りから会話していて心地よいと思ってもらえる人こそ、真に色っぽい女性なのです」とのこと。
では、そんな女性になるためには、どうしたらよいのでしょうか。魚住りえさん直伝、“癒しの会話力”を磨く3つの方法を見ていきましょう。
【1】話し上手でなく、聞き上手な人になる
「癒しを与える話し方のコツは、ゆっくり話すこと。早口な人は、ワンセンテンスごとに区切るくらいの気持ちで話してみましょう。あとは、相手の話をじっくり聞く。
相手と自分の会話バランスは3:1くらいがベスト。ただ、無言でいるのではなく、上手に合いの手を入れて、聞いている感をアピールするのを忘れずに!」
【2】話している自分をムービーで見てみる
「スマホで動画が簡単に撮れる時代。これを活用しない手はありません。動画で自分の話し方を見てみましょう。『こんなはずじゃ……』とビックリする方、多いのではないかしら?
でも、それが周りから見えている本当の自分。身ぶりや笑い方にも注目し、嫌な印象を受けた部分を直していけば、必ず会話力がつきます」
【3】少し高い声で、歌うように抑揚をつけて話す
「低い声は人に高圧的な印象を与えます。若干キーを上げて話すと、やわらかい雰囲気の声に。西野カナさんのような高音の女性シンガーの歌を聴いてみて。高低や強弱など、きれいな抑揚がついていますよ。
カラオケで歌ってみると抑揚のコツがつかめるはず。あとは、腹式呼吸を心がけて。発声がしっかりし、引き笑いも防げます」
見た目がセクシーでも、振る舞いが伴っていなければ台無しに。服やメイクにこだわることも大事ですが、自分の話し方が相手に対してどのような印象を与えるのか、いま一度考えてみましょう。(鈴木 梢)
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