皆さんは「まだら日焼け」の経験はありますか? 文字通り、日焼けにムラができてしまうこと。肌を出す洋服を着ると、とっても恥ずかしいあの焼け方です。日焼け止めをしっかり塗ったはずなのに「まだら日焼け」してしまう、そんな経験がある人も多いのでは? なんでそんなことが起こってしまうの!?
その疑問に、『美的』9月号で皮膚科医のウォブクリニック中目黒 総院長・高瀬聡子先生が回答してくれています。
「乾燥肌は日焼けしやすく、代謝も遅め。肌が部分的に乾燥しているなら、まだら日焼けもあり得ます。または、日焼け止めのムラ塗りが原因かもしれません。塗りもれを防ぐには、日焼け止めを薄く何度も重ねるのがコツです」(高瀬先生)
なるほど! 原因は、代謝スピードや乾燥具合いが部分的に違うことや、日焼け止めの塗り方にあったんですね。
「まだら日焼け」が起こりにくい、正しい日焼け止めの塗り方は、以下の通り。
【1】容器から直接、肌の上に線状にとる。
【2】手のひら全体を肌にフィットさせて、大きく円を描くように優しく広げながらなじませる。
少量ずつ部分的につけ足したり、一度に大量につけず、薄く何度も重ねて塗り広げていくとムラになりません。また、肩~胸は特に日に焼けやすいので、ていねいにつけましょう。
そして、海やプールなどで長時間泳いだ後や、汗をたくさんかいた後、汗拭きシートを使った後も忘れずに塗り直しを。日焼け止めの効果を保つためには、2~3時間おきにつけ直すのがおすすめなんだそう。
なお、顔よりもボディは代謝が悪いので、日焼け直後のほてった肌には保湿を、落ち着いたら美白ケア。効果を最大限実感できるよう、あわせて週1~2回の角質ケアも投入するのが、「まだら日焼け」しにくいボディづくりのコツ。
正しいケア方法で美しいボディをキープして、夏のイベントも、ファッションも、そして恋も!思いっきり楽しんじゃいましょう! (さとうのりこ)
(『CanCam』2014年9月号)
【あわせて読みたい】
※虫が嫌い!日焼けヤダ!メイクは崩せない!夏レジャーのお悩み解決方法