今年は平成26年。つまり平成生まれはもう20代後半に差し掛かる年齢に……そんな彼女たちは、昭和生まれのアラサー女性たちをどう見ているのでしょうか?
どうやら、平成生まれが思う“昭和っぽさ”と、昭和生まれが思う“昭和っぽさ”には、微妙に違いがあるようなのです。
『AneCan』8月号では「それって昭和っぽい!?」と題し、平成生まれの読者たちが、20代後半のアラサー女性に対して“昭和っぽい”と思うポイントを列挙! その中でも特に「あるある!」と賛同を得たトップ3のポイントをご紹介します。
★昭和生まれのランキングはコチラ→ 昭和生まれが“昭和っぽい”と思うのは「男性から○○されたがる」人!
3位 “ダイエット=カロリー計算”という行動
「先輩がカロリー制限ダイエットをして貧血になっていたので。美しく健康にやせるためには“糖質オフ”か“食べる順番”ダイエットをするのが私たちの常識」(公務員・22歳)
ダイエットって、確かに一度定着した手法で繰り返しがち。カロリー制限が当たり前に定着している時代を生きてきた昭和生まれには、それが正義と信じている人が多いのかもしれません。
2位 “ゆとり世代だね~”という発言
「マイペースに仕事をしていると“ゆとり世代だね~”と線引きされます。“自分たちとは違う!”という扱いをされると、途端に昭和の人だな、と感じてしまいます(笑)」(広告代理店勤務・23歳)
“ゆとり世代”は1987年~2003年生まれが受けていたものなので、昭和生まれと平成生まれの境目がよくわかる言葉です(1988年までは昭和ですが)。なんだか相手を下に見るときの常套句のようになっているので、ちょっとカチンときますね……。
1位 ハイスペック男子を愛する
「自分の彼が、高学歴、イケメン、安定企業勤務、高収入であることを魅力ポイントのように語っている女性の先輩を見ると、『なんか昭和……』と思います」(商社勤務・24歳)
平成生まれは余裕がありますね! 昭和生まれの彼氏というと、もう結婚を考えないとまずいタイミングなわけですよ。結構シビアにスペックが重要になってくるタイミングなのです。というわけで、当然ではありますが確かにかなり昭和っぽいポイント! 非常にわかります。
さて、ちなみに私は昭和と平成のちょうど境目あたりに生まれたのですが(平成元年2月生まれ)、昭和っぽさも平成っぽさも理解できて何だか微妙な気分です……。
ちなみにランキングやほかの意見から見えるのが、平成生まれは“ナチュラル重視主義”ということ。ファッションもメイクも恋愛も、極端なことを突き詰めたりはしないのです。仕事もがんばるけれど、必要以上にはがんばりすぎない。男性をスペックで決めない。
自分も周りもできるだけ自然体でいられるような関係性を築くのが“平成生まれ”で、なりたい自分に合わせるように生きているのが“昭和生まれ”というのが読者たちの見解。
どちらも魅力的な女性だと思うので、時代ごとに重視されるポイントが変わっているだけというのがとてもよくわかる結果ですね。(鈴木 梢)
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