スキンケアから日中のお直しまで!夏の皮脂にまつわる4つのQ&A

夏の肌トラブルの代表格といえば、皮脂問題!
気温上昇による暑さで血流が良くなり、体内は水分不足になり、紫外線を浴びることによる乾燥で皮脂腺は活発化……。皮脂分泌が活発になる要因があふれているので、皮脂問題に悩まされてしまうのです。
そんなあなたのために、美容のプロが夏の皮脂にまつわるQ&Aに回答しているのを『美的』9月号に発見しました。夏にお役立ちのレスキュー法を、一挙ご紹介します!

 

Q.TゾーンはベタつくのにUゾーンは乾燥する!どうすれば?
A.ベタつく部分にこそローションパック!

「ただでさえベタついているのにさらに保湿!?」と驚くなかれ。体内も肌も水分不足になりがちなので、そんな肌を守ろうとして皮脂が分泌されているんです。そのため、ベタつきが気になる部分には化粧水でしっかり水分を入れ込むことで余計な皮脂分泌をおさえることができます。
コットンをたっぷりの化粧水でぬらし、薄くさいてTゾーンに5分ほどのせるだけのローションパックがお手軽でおすすめ。「5分も?」と思いがちですが、のせている間にちゃちゃっと家事などを済ませてしまえばあっというまです!

 

Q.皮脂で肌がギトギトして、毛穴汚れが目立つ!どうしたら落ちる?
A.クレンジングクリームを使ってマッサージ。

脂のオフに適している、クリームタイプのクレンジングを使って、顔の中心部から外側に向かってくるくるとマッサージ。顔全体で90秒を目安に、毛穴のザラつきがなくなるまで丁寧にクレンジングを行いましょう。これを毎日、1週間程度続ければ効果が出てくるはずです!

shutterstock_58536373

Q.テカりが気になるときのあぶら取り紙、どのくらい使っていい?
A.1日1枚にとどめましょう!それでも気になるならパウダーを。

あぶら取り紙は、額と鼻にそれぞれ1日1枚ずつで充分。皮脂は取りきってしまうと、肌が「皮脂が不足している!」と感じてさらに分泌されてしまうので、すべてを取りきるのではなく、潤いとして少し皮脂を残す程度に取るのを目安にしましょう。皮脂を取ることよりも、マメにお粉をはたいてベタつきをおさえるのがおすすめ。

 

Q.テカッてしまったときの、簡単ですぐにできるお直し方法が知りたい!
A.浮いた皮脂&くずれをスポンジでなじませましょう!

何もついていないスポンジで、余分な皮脂と朝のせたファンデーションのくずれをなじませましょう。力を入れずに、顔の上にのっているものをならすようなイメージで、ぱたぱたとたたくようになじませるのがポイントです。力を入れるとくずれがよけいに汚くなるので注意! その上に、うすーくパウダリーファンデーションをのせたらお直し完了です。

 

夏につきものな皮脂トラブルも、「仕方ない……」とあきらめずに丁寧なケアを続けていけば悩むこともぐんと少なくなるはず。夏でもサラサラ美肌を目指して、毎日のケアを積み重ねていきましょう!(後藤香織)

美的2014年9月号表紙(『美的』2014年9月号)

【あわせて読みたい】

※夏でもくずれ知らずな肌をつくるコツ5ステップ

※これで完璧!夏の化粧くずれを解決する6つの方法

※女子必読「すっぴん協会」直伝!ファンデいらずの美肌を作る方法

※Oggiが選ぶ2014上半期「時短コスメ」大賞(2)朝から夜までくずれない部門

※白肌を守り抜く!目、生え際、耳まで鉄壁のUVケア方法