名だたる美容家の方々にも「キレイになりたいなら毎日のお風呂を使うのが近道!」と言う方は多い。それなのに「毎日のお風呂」をないがしろにしてしまうのはもったいない! 『美的』3月号の「賢い女は、お風呂の中でちゃっかり潤いケア」特集にならって、正しい入浴方法を学んでみませんか?
【1】まずは下準備から。やるとまったく違う3つのこととは?
1.洋服の上から、リンパの「ゴミ箱」であるリンパ節をほぐすと巡り効果絶大。特に左の鎖骨まわりをほぐしておくと、スッキリ感が断然違います!
2.肌あたりの優しいブラシで、頭皮を下から上にブラッシング。1日パソコンに向かっていると、どんどん顔も頭皮も前に下がって、シワやたるみの原因に。ブラッシングするとリフティング効果&血行促進効果抜群です。
3.週1回、ブラッシング後に顔用の保湿バームを頭皮にもみこみましょう。頭皮の汚れを油で浮かせる上に、乾燥を防いでフケや抜け毛を予防する効果が!
【2】入浴スタート!熱めのシャワーを出してスチームバスに。
特に冬のバスルームは異様に寒い。そんなバスルームに入った途端、体は緊張してしまい巡りがストップ。1分間熱めのシャワーを出して室温を上げておくと、快適なバスタイムが始められます。
【3】開始2分。体を軽く洗ったら、15分間湯船にしっかりつかる。
下準備の際にリンパ節や頭皮をほぐしているので、汗がどんどん出てきます。リラックスするためにバス枕やしっとり系の入浴剤を使うとGood。さらに、お風呂のふたをギリギリまで閉めて温タオルを目元に当てると、どんどん巡りが良くなります!
【4】開始17分。洗顔&シャンプータイム。
湯船にしっかりつかったことで、どんどん汗が出てきて毛穴が開いているので、不要な汚れや角質が一気に取れます。顔も髪もしっかり洗いましょう。
【5】開始25分。ボディはリンパマッサージをしながらたっぷりの泡がポイント!
体も同様、毛穴が開いているので角質ケアのチャンス。ごしごし洗わなくても、たっぷりの泡でさするだけで充分汚れをオフできます。リンパマッサージをしながら洗うと、さらにキレイな体に。
また、月のリズムと女性の体は密接で、下弦~新月の間だとデトックス効果大! この時期に長風呂をしてしっかり浄化すると、キレイにぐんと差がつきます。
【6】開始35分。全身にオイルを塗って湯船にイン!
リンパマッサージとともに洗い終えた、潤い成分の吸収がいい肌状態のうちに、美容オイルを体全体に塗り、湯船に再びつかります。
【7】5分つかってフィニッシュ! しっとり潤い肌の完成です。
湯船につかって5分後、洗い流さずにバスルームから出て、タオルで軽く水気を押さえれば、極上の“ふわツル”しっとり肌のできあがり!
ここまでばっちり行えば、美しさ底上げ間違いなしです。……とはいえ、何かと忙しい現代女性は「いくらキレイになるとはいっても、お風呂に45分もかけてられません!」という方も多いかと思います。そんなあなたのために、次回「15分のお風呂で時短キレイ編」をご紹介します。(後藤香織)
【あわせて読みたい】