自分の「好き」がまだ定まっていなかった10代~20代前半。あの頃は毎シーズントレンドに飛びついたり、毎日違うジャンルの服を着ていたけれど、20代も後半となってくると、どんどん「好き」「似合う」が確立してくるものです。
そこで陥りがちなのが、「あれ、私毎年同じような服着てる……?」現象。
もちろん、自分のスタイルがきっちり確立していればそれもかっこいいけれど、実際なんとなくちょっと飽きてくるもの。
そんなときは「いつものアレ」を、ちょっとだけトレンドのものに変えてみませんか?
きれいめ派さんの毎日のコーディネートをグンと鮮度アップさせるトレンドの数々を、『AneCan』10月号よりご紹介します。
【1】いつものモノトーンを「テラコッタ」に。
秋になると頼りたくなる色と言えばモノトーン……ですが、今季のトレンドカラーは、ベーシックカラー気分で使いやすい色なので、きれいめ派さんにもおすすめ。
そう、それは、レンガのような赤みがかったブラウン=テラコッタ。
この新色を加えるだけで、いつもの白ブラウスやネイビーパンツが、ぐっと新鮮に見えます。白や黒はもちろん、ネイビーやグレーなどの定番色とも相性がいいのもうれしい。
【2】いつものブラウスを「ベルスリーブ」に。
今、新しくトップスを買い足すなら、おすすめしたいのは袖口がフレアシルエットになっている「ベルスリーブ」。ニット、カットソーと、さまざまなアイテムで大豊作ですが、まずは通勤に着ていきやすいブラウスで1枚。ふとしたしぐさのたびに揺れるベルスリーブのおかげで、女らしい色気が漂います。
【3】いつものフレアスカートを「ラップスカート」に。
なんとなく、毎年秋になるとクラシカルなアイテムを手に取りたくなりますよね。
そんな気分の日には、着慣れたいつものフレアスカートも素敵だけど、今年はひとクセ効いた、重厚感ある「ラップスカート」がおすすめ。重なったボリュームが、例年以上にレディな気分を盛り上げてくれます。
流行が続く長め丈はもちろん、ミニスカートを久しぶりにはきたいときも、このラップスカートがおすすめ。こっくり色×ラップ仕立てのミニスカートなら、子どもっぽさが回避できます。
【4】いつものレースタイトを、「スエードタイト」に。
通年で着られるレースタイトは、確かに着回しができてコスパも良くて魅力的。
でも、おしゃれに気合の入る秋は、「秋限定」で着られるアイテムをひとつ持っておくのもなかなかいいものです。
マットな質感の「スエード素材」のアイテムがそのひとつ。素材にリッチな印象があるので、少し長めのタイトスカートで取り入れて、女っぷりよく仕上げるのが気分です。
【5】いつものトレンチコートを「薄軽ガウン」に。
誰もが持ってる超定番トレンチコートは、もちろん永遠に衰えない美しさがあります。でも、そろそろ秋アウター=トレンチコート一辺倒ではちょっと飽きてくる……。
今年は思いきって、トレンチよりも「カーディガン」気分で着こなせて、さらりとまとうだけでコーデが旬になる、薄軽ガウンにスイッチをしてみませんか。
風にひらひら柔らかくなびくガウンは、はおるだけでいつもの着こなしをぐっとこなれた印象にしてくれます。
他にもぺたんこ靴を「3cmの太ヒール」にする、ジャケットを「女っぽブルゾン」にする、セットアップをニット素材の「ニットアップ」にする、黒バッグを「ボルドーバッグ」に変えてみる……などもおすすめ。
今年の秋は今年しか来ないんですから、「今、いちばんかわいいと思う服」を毎日身にまとって、気分よく暮らしましょう♪(後藤香織)
★詳しくは『AneCan』2016年10月号(小学館)に掲載
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