Amazon プライム・ビデオにて配信され、7月よりテレビ版の放送がスタートする「仮面ライダーアマゾンズ」に出演している藤田富(とむ)さんにインタビューを行った後編です。
前編では、出演の経緯や出演した感想などをお届けしましたが、後編は苦労した点やダイエット。そしてプライベートをお届けします。
Woman Insight(以下、WI) ちょっと内気な悠(はるか)とモデルもこなす藤田さん。役作りで苦労した点はありますか?
藤田富(以下、藤田) 悠は引きこもりで「内なる自分を持っていて、野生に目覚めていく」役ですが、自分も家庭が厳しく「勉強しろ」って言われて、気が付いたら「大学を休学して役者をやっている」。そういう意味で、自分がやりたいことに気が付いて、進んだところが、悠と似ているんですね。例えば、悠が我慢している時は“自分が我慢している時はこういう時”とか悠と自分を重ねて演技をしたらうまくいったんです。もしかしたら悠と自分は似ているかもと思いました。
WI では、逆に似ていないと思うところはありますか?
藤田 たぶん僕は「自分をよく見られよう、自分を飾ろう、かっこいい演技をしよう」とか思っちゃってると思うんです。それはモデルをやっているので、服の着こなしとかもそうなんですが、悠はそういうのは“ゼロ”なんです。なので、そういう部分をなくすのが大変でした。「自分をよく見せたい」という思いを、“僕は持っているけれど、悠は持っていない”そこが自分の中では難しいいポイントだったと思います。
WI では、モデルもこなす藤田さんですが、肉食の役です。撮影中太ったりしませんでしたか?
藤田 引きこもりの設定ですが、悠は外で戦っているので“筋肉をつけなきゃ”って思って、むしろ絞っていました。撮影中4キロ痩せたんですよ。