6月8日に21歳を迎え、誕生日当日は「たくさん連絡いただいて、ありがたいことに一日中返信で終わりました!」と笑顔を見せる小関さん。
誰からもお祝いのメッセージがなかったら……と、本音もチラリ。なぜなら、日が変わって2時ぐらいまで起きていたのに、「おめでとう」の連絡がなかったのだとか。誕生日前日、たまたま友だちとカラオケに行っていたのですが、その友だちが小関さんが誕生日だということを知らず、「0時を越えちゃったけど、あえて言うのもなんかなぁと思ったので」と、言わずに過ごしたそう。
実際に会って「おめでとう」と祝ってくれたのは、(イベント当時)家族と伊村製作所の吉村さんだけ。それもあり、「すごく新鮮です。21歳をファンのみなさんに祝っていただいて」と、21歳が特別なバースデーになっているのがうかがえます。
「ファンの方と触れ合う機会がなかなかないので、それが今日は楽しいです。映画を流すことを楽しみにしてくださっている方も多くて、感想が直ですぐ聞けるからそれも嬉しい」と、イベントへの想いを語っていました。
6月11日に行われたバースデーイベント「20→21」(レポはコチラ)の司会、伊村製作所のふたりについては、「中学生(のころ)から一緒に舞台に出たりとご一緒しているので、21歳を迎えるというタイミングで、『成長したね』とお兄さんたちに言われて……(「親戚のお兄ちゃんみたいな?」と言われ「そうそう!(笑)」と小関さん)。『こんなにちっちゃかったのに』、『そんなにちっちゃくないよ』という会話ができると思っていなかったので、嬉しかったですね。司会者があのおふたりってことが感慨深かったです。……よかったぁ」と、ポツリ。
イベントについて、「1日3回違うことをするので、贅沢だなと思いつつ、お客様にも楽しんでもらえるなって。僕もずっと新鮮な気持ちでできる」と話し、抽選で21人のファンと写真を撮ることについては、「(ファンと)写真を撮るのが初めてで、実際やってみたらすごく楽しかったし、嬉しかったし、みなさん喜んでくださったので、すごくよかったなと思いました」と。続けて、「チェキっていいですよね。携帯で撮る写真とまた違った良さがあって。あの感じがいいなぁって」……この感じ、またもうひとつ“評論家”が新たに加わりそうな予感?
ちなみに、昨年のバースデーでは、映画『セッション』の影響で「ドラムをやりたい」と言っていましたが、最近できた知人にドラムをやっている方がいるようで、ついにドラムもやり始めた様子。『DNA-SHARAKU-』の現場でも、プロの方に教わっていたそうで「余計ちょっと燃えちゃって……何かできたらいいな」と、音楽への意欲もたっぷり。
バックステージでは、伊村製作所のふたりが、小関さんを囲んでサプライズバースデー! 「ケーキが似合うよね」、「(ケーキを持っていると)誕生日っぽいよね」というふたりに、小関さんが「誕生日だもん!(笑)」と返す微笑ましいやり取りも。
伊藤さんが小関さんへ「漬物もつけつつ、お仕事も頑張りつつ、一緒に売れたいですね。僕は裕太くんに追いつけるように頑張ります」と言葉を贈ると、「とんでもない」と照れ笑いの小関さん。その横で、吉村さんが「追いつけるわけないじゃん」と突っ込んだり、仲のいい3人。
吉村さんが、初めて小関さんに会ったときは、まだ中学2年、14歳のとき。「初めて会ったとき、まだ膝ぐらいしかなかった(小関さんから「そんなちっちゃくないわ!(笑)」と突っ込み)。こんなに立派になって……この前、一緒に焼肉食べに行ったとき、これからのビジョンの話をしてくれたんですけど、彼はここからすごいことになるなって思いました。これから僕のような素敵な大人になってくれればな、と」(吉村さん)
さらに、ふたりから見た小関さんの魅力に、吉村さんが「自由なところ。自由にしつつ、かつ自分の表現したいものも表現できて、お客さんが喜ぶこともちゃんと考えてできる」と話し、伊藤さんも「すごく優しい。周りへの気配りができる……21歳で。26歳(の僕)でもできないのに(笑)」というふたりの言葉に、ずっと笑顔で本当に嬉しそうな小関さんでした。
「大人初心者マークがとれ、これまで以上に比べられちゃうんじゃないかなと思うので、自分のやりたいことや憧れを早く手に入れていきたい。まだせわしなくいけたらいいな、と。自分の感情や気持ちが追いつかないくらいにいろいろ追い求めていきたいなと思ってます。まだチャレンジかな」と、小関さん。
「表現者として分厚くなれたらいいな」という気持ちも強く、覚えたタップも忘れないようにしながら、いま興味があるというジャズ、バレエ、コンテンポラリーも習得していきたいのだとか。相変わらず、いろんなことに興味関心を示し、機会があれば貪欲にトライ。そして満面の笑みとともに「欲張ってまいります、これからも!」(小関さん)と力強く宣言してくれました。(さとうのりこ)
【あわせて読みたい】
※小関裕太、21歳。音楽、考え方、腹筋……ナオト・インティライミから学んだこと
※伊村製作所の共通点は“逆転人生”?吉村、「小学4年で女子の厳しさを経験した」
※小4で始めたダンスを武器に「役者」となった平間壮一、初単独DVDを発売