雑誌の表紙は「奇跡」から生まれたんです【Oggi編集長インタビュー】

『Oggi』2016年1月号(11月28日発売)の表紙を見て、「『Oggi』が変わった!」と思われた方も多いのではないでしょうか。この表紙を決めたのは、2015年10月1日より新編集長に就任された守屋美穂さんです。

2014年に5年間在籍した『Domani』から『Oggi』編集部に異動。その前には『女性セブン』『プチセブン』『AneCan』なども経験されていますが、みずからが“Oggi世代”のときに7年間『Oggi』編集部に在籍されていたそう。

Oggi,編集長,守屋美穂

この話題となった、Oggi専属モデル4人を起用した表紙の裏側について、守屋編集長を直撃してみました。

Woman Insight編集部(以下、WI) 『Oggi』といえば、白い背景にモデルが正面を向いているというのを想像していたので、表紙を見た瞬間、正直驚きました。

守屋美穂編集長(以下、守屋) 自分が作っている側なので、第三者の目で見ていなかったけど、そうですよね(笑)。「専属モデル4人(LIZAさん、佐々木希さん、松島花さん、林田岬優[みゆ]さん)を使った表紙にする」というのは、今年の9月ぐらいからプランはスタートしていたんです。でもその1か月後、私が編集長に就くことになり、初めての表紙撮影がこの号でした。「スタジオではなく、ロケで撮ろう」というのは考えていたんです。それは、“モデル4人が並んでニコッ”というのは当たり前だし、何より、4人の個性が生かされないと思ったから。