「編集長」という存在は、雑誌にとって非常に大きな存在です。
同じ雑誌であっても、その雑誌ブランドを守り、さらに次世代へと伝えていく使命を持つ「編集長」という存在によって、その雑誌は大きく変わっていきます。
さて先日、日本の「かわいい」を代表する、誰もが知る女性ファッション誌『CanCam』に、新編集長・塩谷薫さんが就任しました。
小学館入社後、『プチセブン』『CanCam』編集部でそれぞれ5年半、そして『Domani』『AneCan』編集部を経て、再び『CanCam』編集部で5年と、約20年にわたるキャリアを積んできた塩谷編集長。
彼女は『CanCam』をどのようにしていきたいのか、どこの読者層を狙っていくのか……インタビュー後編をお届けします。
★前編はコチラ→ CanCamに新編集長就任!女性ファッション誌のリアル【前編】
Woman Insight編集部(以下、WI) 塩谷編集長は『CanCam』をどうしていきたいですか?
塩谷薫編集長(以下、塩谷) これまでも副編集長をやっていたので、がらりと変えてやる、ということはありませんが、狙う読者層をよりはっきり意識して、打ち出していきたい、と思っています。