働く女性を応援するファッション誌『Domani』の吉川 純編集長（48歳・牡牛座・O型）による、本気コスメレビューの連載。
肌質は乾燥肌、性格はめんどくさがり……そんな編集長が、秋を目前に見直し買いしたコスメをご紹介します！
■夏の疲れを一掃！ 優しい角質ケアでひと皮むけたいい女になりたい
夏休みの思い出といえば、小学校の水泳教室。プールサイドに座る級友たちの、スクール水着からのぞく背中や腕。日に焼けてピンクにほてった肌が、なんとも女の子らしかった。 当時から色黒だった私は、彼女たちの「皮がむけてきちゃった～」などという発言を尻目に、男の子に混ざって日焼け大賞に出させられる始末。 夏のトホホな思い出です。
もちろん大人になった今も、日々、通勤しているだけで着実に黒くなっていきます。「夏休み、どこか行ったの？」という無邪気な問いかけに、「いいえ、神保町焼けです」と答える虚しさったらありません。トホホのホ…。
でも今年は、これ以上トホホにならないために、決めたことがありました。それは紫外線を浴びた夏の終わりに、メナードの「ハーブマスク」を投入すること。なんとなく肌を痛めそうで、これまではスクラブやゴマージュ、ピーリングといった角質ケアコスメを敬遠していたのですが、植物からつくられた“つぶつぶ”が優しく働きかけるこのパックに出合ってからは、あっさり宗旨替え。週に1～2回、洗顔後に愛用しています。
ペールグリーンのクリームのなかには整肌効果の緑、角質除去効果の白、保湿効果のピンクの3色の粒が。マッサージの要領で円を描くようになじませると、白い粒が古い角質を巻き込んで、少し大きくなるのが見て取れます。一方で緑とピンクの粒はなくなってしまうのですが、それはつまり、同時に肌を整え、保湿もしてくれているということ。洗い流したあとはスッキリすべすべ、ひと皮むけたような肌に生まれ変わります。肌のくすみは、家の片付けや洗濯と同じだなぁ…としみじみ。ため込まずにこまめにお手入れすることが、きれいをキープする秘訣だと、自戒の念を新たにした夏の終わりです。
メナード ハーブマスク 120g ￥7,000
