歳を重ねると、一生寄り添っていられるようなアイテムに惹かれますよね。自分へのご褒美や、大切な日の記念に、“大切にしたい”と思えるものとの出会いはなにより素敵なこと。
いま発売中の『Domani』7月号では、「一生もの」アイテムについて特集！ おしゃれを知り尽くしたエディターやモデルが「一生もの」とうたう名品をご紹介します。
◆“ルイ・ヴィトン”の『スピーディ』
「私にとってこのバッグは、学生時代からの憧れ。実際に私が手に入れたのは、35歳を過ぎて、やっと自分になじむと感じた昨年の夏。スタイリングには、いつもどこかにカジュアルな抜け感をつくりたいのですが、モノグラム・モチーフのインパクトやアクティブなフォルムは、シンプルな着こなしに上質なスパイスを与えてくれます」（スタイリスト・山﨑ジュンさん）
いつの時代も愛されているアイコンバッグ。2011年にはショルダーストラップ付きのバンドリエールタイプが登場。
・バッグ『モノグラム・ライン・スピーディ・バンドリエール30』[縦21×横30×マチ17cm]￥145,000（ルイ・ヴィトン クライアントサービス＜ルイ・ヴィトン＞）
◆“クリストフル”のカトラリー
「誕生日や母の日といった家族のお祝い事は、両親を呼んで家でしています。“もてなす”ことを、なるべくきちんとしたくって。そんな日は、いつもと違う特別な器を使って、みんなで食卓を囲んでいました。そういった思い出って忘れなくて、あのとき子供が泣いて大変だったなーとか、細かい記憶の積み重ねで家族の歴史ができてくる感じ。きちんとした食卓作り。カトラリーは、その最後の仕上げ的な存在です」（本誌編集・高橋知代さん）
1992年発表の『フィデリオ』シリーズ。器を選ばないシンプルさながら、夫婦の愛の絆や強さをテーマにした、ベートーヴェンのオペラから発想を得たというロマンティックな背景も。シルバーコーティングが施され、使い込むと味が出て、食卓になじんでいく逸品。
・テーブルスプーン、テーブルフォーク、テーブルナイフ各￥9,500（クリストフル 青山本店）
