今、少しの乱れもない整ったスタイリングよりも、無造作に仕上げたラフなヘアの方がおしゃれで今っぽいんです!
たしかに言われてみれば、中村アンさんや井川遥さんなど、真っ直ぐツヤツヤストレートヘアっていうよりは、ちょっとボサっとした質感が共通しています。『美的』3月号では、誰でも似合って簡単な、「ボサゆる」ヘアを大特集!
◆ボサゆるヘアのポイント
【1】ハーフドライの質感
ゆる巻きをくずしたボサッと感をこなれて見せるのがハーフドライの質感です。健康な髪をわざとラフに作った感じに見せるのが肝。
【2】エアリーなボリューム
空気をはらむエアリーなボリューム感はマスト。髪の透け感が、軽さとヌケ感を演出します。サイドをボサットさせるのがコツ。
【3】トップの立ち上がり
サイドにボサッとボリュームが出るスタイルなので、トップに立ち上がりをつけて前髪にも共通性をもたせるとおしゃれに仕上がります!
さて、ボサゆるヘアの魅力が存分に分かったところで、次は実践編。このエアリー感、意外にも簡単に出来るそう! 実際に誌面を見ながらやってみたいと思います。
◆用意するもの
・霧吹き
・ドライヤー
・32mmヘアアイロン
・ソフトキープスプレー
・ワックス
ちなみにBeforeはこんな感じ。
毛質も柔らかい&細くて抜け毛が多いのが悩み。直毛です。
◆作り方
【1】髪の根元を濡らす
乾いた髪に霧吹きに入れた水でスプレーをして根元を全体的に濡らします。
【2】横に分けてドライヤーを
こめかみから逆サイドまで髪をかきあげ、指で根元の毛流れを動かしながらドライヤーで熱風を当てます。
【3】温風で根元を持ち上げる
後ろの襟足から前に髪を動かし、ドライヤーを当てます。下から上へ温風を当て、トップに向かって根元を逆立てます。
【4】スプレーで髪を保護
アイロン前に髪の中心から毛先にソフトキープスプレーをかけます。痛みを防いで巻きを落ちにくくする効果があります!
【5】中間~毛先をゆる巻きに
髪を上下2段にわけて32mmのアイロンで巻きます。顔まわりはリバース、あとはミックスに。
【6】手ぐしでざくざくくずす
全体を巻き終わるまで崩さず、髪が冷えてカールがくせづくのを待ってから、手ぐしでざくざく通します。
【7】再び温風を当てる
髪全体、特に髪を巻いた部分にさらに空気を含ませるようにドライヤーで温風を当てます。束感がさらにバラバラになったら冷風を当ててキープします。
【8】スプレーでボサ感キープ
ソフトキープスプレーを全体にかけます。内側と外側、両方にほわっと軽くスプレーし、ドライヤーで作ったボサ感をキープします。
【9】かきあげ前髪を作る
手ぐしでざくっと前髪をかきあげます。大胆に根元が立ち上がる側にかきあげ、分け目は8:2くらいのサイドパートに。
【10】うぶ毛をキレイにまとめる
ファイバーワックスを指先に少量とり、顔まわりの産毛やシルエットを少し整えます。
これで完成!
ふわっとした質感を作るコツは、巻いた後もドライヤーで崩して、髪に巻きぐせをつけることみたいです! 巻いたような髪じゃなくて、自然なカールなのがいいですね!
難しそうに思ったけど驚くほど簡単にできました! ぜひみなさんもやってみてくださいね!(松本美保)
(『美的』2015年3月号)
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