外はまだまだ寒いけど、数か月着続けた冬服にも飽きてきた今日この頃。
買い物をしに街に出るとお店は春服にあふれていて、「春服が欲しい! でもまだ寒いし、何を買ったらいいのかわからない……」と思っている方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方に、おしゃれのプロであるスタイリストが「買うべき!」と太鼓判を押すのが、シャツ。
一枚で着るのはもちろん、ニットやジャケットを重ねて着られるため、まさに季節をつなぐ最強アイテム。
さあ、2015年春に選ぶべきシャツを、『Domani』3月号よりご紹介します。
【1】今年はラフさがカギ。超王道・白シャツ
世の中に無数にある王道アイテム、白シャツ。数が多いだけに、今っぽさを見極める目が必要になります。今年は、ラフな風合いのシャツを気負わずに着るのが気分です。
白シャツの魅力がもっとも引き立つのは、全身を潔くモノトーンでまとめたスタイル。新鮮さを出したい方は、クロップドパンツではなく、フルレングスのワイドパンツを合わせるのが正解です。
モデル着用シャツ ¥19,000(ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店<ギットマン ヴィンテージ>)
【2】チェックシャツは、今年買うならギンガムが新鮮。
誰もが持っているチェックシャツ。今年更新するなら、ギンガムチェックが新鮮でおすすめです。パリジェンヌのように、ボタンはいちばん上まで留めるのがかわ いい。ちょっとガーリーなアイテムなだけに、甘い色と合わせると子どもっぽくなるので、モノトーンで切れ味よく着こなすのがポイント。「気分はガーリー、 着こなしは辛口」が大人のギンガムの好バランスです。
モデル着用シャツ ¥23,000(ウールリッチ 表参道店<ウールリッチ>)
【3】これを着こなせたらかっこいい!インパクトあるカラーシャツ
なんにでも合わせやすい淡色シャツもいいけれど、インパクト大のカラーシャツをその色に負けない存在感で着こなせる女性は無条件にかっこいい! お手本はやんちゃでワイルドなイタリアの伊達男。サングラスや重ねづけしたブレスレットなど、パンチの効いた小物でワイルドさを演出しながらも、足元はピンヒールで女っぷりのよさを死守するのが、大人がカラーシャツを粋に着こなすためのルールです。
モデル着用シャツ ¥26,000(サザビーリーグ<フランク&アイリーン>)
そのほかに注目したいのは、着回し力No.1の水色シャツ、じわじわ人気が高まっているデニムシャツ、胸元を開けてヘルシーな色気を演出したいストライプシャツなど。
ボタンをきちんと留めれば上品に、胸元をがつんと開けて着れば色っぽくと、1枚でさまざまな表情が作れるのも魅力です。
1年中着られて、季節のつなぎに役立って、さまざまなテイストに着こなせるとあれば、買わない理由はありません! 今買ってすぐに役立つシャツ、是非お店でチェックしてみてくださいね。(後藤香織)
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