菅田将暉にインタビュー「28歳は家族、社会、自分の人生を本気で考え出す時期」

4月期土曜ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系・毎週土曜22時)で主演を務める菅田将暉さんのインタビューが到着しました!

(C)日本テレビ

同ドラマは、『あの頃』に思い描いていた『大人の自分』とはまるでかけ離れた『大失敗』な人生を歩んでしまった20代後半の若者たちが、その『失敗』をしたからこそ出会う人や出来事によって、まるで思い描きもしなかった未知の『幸せ』と巡り合う現代の5人の若者の生き様を描いた群像物語。脚本は、2019年放送の『俺の話は長い』で第38回向田邦子賞を受賞した金子茂樹さんが担当し、原作はなくオリジナル脚本となります。

今回、この世代を代表する菅田さん、有村架純さん、神木隆之介さん、仲野太賀さん、古川琴音さんという豪華なキャスト陣が大集結。菅田さん、神木さん、仲野さんの3人は、売れないお笑い芸人のトリオ「マクベス」を演じ、そんな芸人の3人がネタ作りにいつも集うファミレスのウェイトレスを有村さん、有村さんの妹役を古川が務めます。

菅田さん、有村さん、仲野さん、神木さんは同じ93年生まれの同世代俳優。今作では4人とも実年齢と同じ「28歳」の役を演じます。昨日2月21日に28歳を迎えたばかりの菅田さんが、クランクイン前の現在の心境を明かしてくれました。

――2019年1月期の『3年A組ー今から皆さんは、人質ですー』(日本テレビ系)以来、2年ぶりの連続ドラマ主演です。心境をお聞かせください。

ただただありがたい気持ちです。『3年A組』の時は最後が決まっていて、そこへ向かっていくような感じでしたし、かなり個人的主張も強かったので、ある意味、今回が連ドラ初主演のような気持ちです。

どんなことになるのかわからない。先が見えない、やりながら作っていく部分が大きいので、そういう意味で本当のゴールデンタイム連続ドラマ初主演のような気持ちです。

――93年生まれの役者さんが勢揃いしました。他の共演者の皆さんの印象を教えてください。

・有村架純さん

僕ら世代を代表するフロントマン。抜群の安定感があり、温もりのある方。自分が前に立ってということが有村さんはきっと多かったと思うのですが、今回は群像劇なので、みんな同じフラットに立っていつもよりもリラックスした有村さんが見れたらいいなと思います。

・神木隆之介さん

ずっとテレビや映画で見ていた方であり、いつか会いたかった人、いつか一緒に芝居をしてみたかった人です。そんな方とご一緒できることが光栄で嬉しいです。

・仲野太賀さん

公私共に信頼していて、ただ意外とこうやって連ドラで一緒に何かを作るのは、今回が初になるのかな。というかここからが始まりなのかなという気がしていて、お互いそういう話をしています。2人の関係性もただの友人としての遊びじゃなく、良い関係性なんだなというところ見せたいなと思っています。

僕は太賀という人のお芝居を間近で見て、役者業をちゃんとやりたいと思ったといっても過言ではなく、一番最初にくらった俳優なので彼に負けず楽しめたら良いなと思います。

・古川琴音さん

「虹」のMVで夫婦役を演じて、少しの時間でしたが、その際に心の美しさと無垢さ、そして媚びない力強さを感じました。他の作品などを見ていても爽やかな印象で、この中では最年少だけれども関係なく、僕らが疲弊した頃に古川さんの爽やかさに助けられるんだろうなと思います。

――28歳を迎える年に、28歳の人々を中心とした同世代の“群像”ドラマに出演することになりました。この28歳という年齢にはどんなイメージがありますか?

「27クラブ」とよくいうと思うのですが、過去の偉人のエピソードなどを聞くと27歳と28歳は大きな意味があって、今回のキャストみんなと話していると一回やれることはやっていて、瞬発力でやれることは一回やり切る世代だと思うんです。

そしてここから家族、社会、自分の人生みたいなものを本気で考え出す時期なので、本当の意味で第二ステージの始まりの年なのかなと思います。

28歳になった菅田さんがどんな一面を見せてくれるのか、新たな活躍に期待が高まります♡

CanCam.jp編集部厳選!気になるテレビ番組まとめ