一瞬で色っぽくなれる♡【ヘア&メイクBEFORE→AFTER】
『CanCam』で連載している「月刊 CanCam it girl」。新メンバーに選ばれた読者モデルを、プロのヘアメイクによる華麗なテクニックで変身させちゃいます!
今回ヘアメイクを担当するのは、ファッション誌を中心に活躍中のヘアメイクアップアーティスト・久保フユミさん。旬なトレンドを取り入れた似合わせメイクで女の子をかわいくするスペシャリスト。
本誌では紹介しきれなかった変身メイクの詳しいプロセスをご紹介します!
【Before】
今回変身するのは、会社員の篠田このかさん(23歳)。ほんわかした雰囲気の彼女は関西弁を話す人懐っこい性格の愛されキャラ♡ そんな彼女を変身させるとしたら?「普段のメイクは色味を使わないそうなので、今回は思い切ってカラーメイクに挑戦。普段のメイクにマンネリしがちな方にも、ぜひトライしてほしい旬な赤みメイクを提案します」(久保さん)
この秋冬じわじわ人気を集めているのが赤みメイク。それではさっそくトライ♪
使用するのはこの3つ!
STEP①赤シャドウで目元をぐるっと囲む
ダブルエンドの左側のアイシャドウでアイホール全体を塗り、下まぶたも囲む。さらにラメの右側で境界線をなじませる。
トーンのアイシャドウは、透け感があるので色がガッツリつきすぎず使いやすい。チップでそのまま塗って、ぼかす作業も必要ないので簡単ですよ(久保さん)
STEP②マスカラを上まつげにたっぷり塗る
アイシャドウ同様ボルドー系のマスカラを上のみにたっぷりとつける。
キャンメイクのマスカラは超優秀! 特にこのシリーズはカールキープ力が高くて撮影でもよく使っています(久保さん)
STEP③ツヤ系リップで色っぽく
深めの赤リップで輪郭をふちどるようにたっぷりとのせ、女性らしさを強調。
目元と色味を合わせて統一感を意識すると、一気にこなれ見えします。このグロスは口紅とグロスの中間のような質感でバームっぽく、それでいて発色が美しい!(久保さん)
完成!
ほんのり色っぽさを秘めた旬なメイクが完成!
ー今回の変身メイクのポイントは?
「秋冬のトレンドである赤みをワントーンでまとめて、冬のこっくりしたコーデにもマッチするメイクに仕上げました。赤と黒を組み合わせると、強すぎたりケバい印象になるので注意が必要ですが、全体をワントーンでまとめるとうまくいきます。今回は赤とブラウンで、洒落感のある大人の色っぽさを表現しました」(久保さん)
ー赤みメイクで気をつけるポイントは?
「今回チークを塗っていないのに、あたかもチークを塗っているかのような血色感がありますよね。それは赤系アイテムを使うことで、肌の赤みを自然と引き出しているから。逆にいうと、ニキビやクマ、小鼻の赤みなどが余計に目立ってしまうという難点も実はあるんです。赤みだけでなく、カラーメイクをするときはコンシーラーなどを使って赤みや肌トラブルをしっかりとカバーしておくことが大事です」(久保さん)
ーヘアメイクをしてもらってどうだった?
「普段は気に入ったメイクからなかなか離れられなくて、メイクに変化を作れなかったんですけど、少し色味や塗り方を変えるだけで雰囲気が一変して感動しました! 使用したリップがかわいくて、そのあとすぐに買いに行きました!(笑)」(篠田さん)
2021年1月号「月刊 CanCam it girl」より