やっぱり直接会って話すデートは相手のことが何よりわかる機会だけど、こんな時代だからこそその前のLINEで「え…?」と疑問に思う点があると、あまりデートに行きたくなくなるもの。
そんな、デートの前に送られてきたら「やっぱり行きたくないな……」と思ってしまうLINEを、20~30代の女性に調査した中から、いくつかピックアップしてご紹介します。
「なんでもいいよ!」
「婚活でやりとりしてた人と、何食べましょうか~と決めようとしたら、まさかのなんでもいいで丸投げされた。別に私が決めてもいいけど、向こうが考える気がゼロな時点で、だいぶヤダ。付き合う前からこうだと付き合ってからもこうな気がして、そこでフェードアウトしたくなりました」
もしかすると、男性からすると「女性の好みに合わせる」ということで良かれと思ってやっている可能性がありますが、お店選びの手間を女性にすべて丸投げしているのと同じです。もちろんどちらが選ぶべき……と決まっているわけではありませんが、初回から女性に完全丸投げは、「付き合ってからも結婚してからも全部丸投げされそう」と、いい印象にはなりません。
「お店、予約しなくても大丈夫だよね!」
「平日とか日曜の夜とか、たぶんお店が空いているから大丈夫だろうってことだと思いますが、このLINEを送ってくる間に電話すれば確実にお店に入れるのに、なんでわざわざこのLINEを送ってくるのかわからない。これで入れなくて周りをウロウロしなきゃいけなくなったらイヤだし、こう言われてじゃあ私が予約しておくねって言うのもかわいげがない気がして、一気に面倒になります。仕事できなさそう」
人によって「電話一本入れる」の心理的ハードルはかなり異なりますが、やってみれば一瞬でできて安心してお店に入れる保証がつくので、せめて「付き合う前デート」ならやっておきたいところですよね。
男性は「別にお店なんていくらでもあるんだから歩けばいいじゃん」と思うかもしれませんが、「予約できるかどうか」で計画性の有無をチェックする女子多し。
いきなり彼氏気取り
「初デートが決まってから、まだデートもしてないのに、向こう的には付き合ったつもりにでもなったのか、いきなりなれなれしくなってめっちゃLINEが来るようになった。だるくてLINEの返信をこれまでより遅くするようにしたら、既読スルー?的なスタンプが来たり、LINE届いてる?って急かされたりして、会いたくなくなった」
特に恋愛経験が少ない男性がこの傾向にあるのではないでしょうか。「デートする=付き合ってもいい」というイコールにはなりません! 自分の中でだけ付き合ったつもりで彼氏気取りLINEを送ると、むしろ逆効果。
うっかり送りがちな方も多いのではないかと思われるこんなLINE。無意識のうちに相手に「ダルい……」と思われてドタキャンされてしまわないよう、ご注意ください。(榎本麻衣子)