近年では男性アイドルや美容系YouTuberなどの美しいメイク姿や、男性用化粧品の浸透などもあり、男性にもメイクする文化が根付いてきました。とはいえ、まだ女性ほどは普遍的に受け入れられていないのが現状です。実際のところ日常生活において男性の化粧はどの程度受け入れられているのでしょうか。
今回はクルーズ株式会社が10代から60代までの総勢1,000人の男性に対して行った「男性の化粧に対するイメージ調査」を基に、イマドキ男子の化粧に対する意見をご紹介します。早速見ていきましょう!
これまでに化粧をしたことがある男性は約4割
男性に化粧の経験を調査したところ、今までに化粧をしたことがあると答えた人は約4割に上ることが判明しました。そのきっかけとしては、家族や恋人や友人など他者から誘われて試してみたという声が多く見受けられました。
一方で、自ら化粧をし始めたと答えた人の中には、「ニキビ跡を隠す」という身だしなみに気を使った理由や、「韓国系のアイドルのメイクの真似をしたかった」など、趣味の延長として始めたという理由が多くあげられました。
「化粧したい」と思ったことがある男子は意外と多い
今までに化粧をしたいと思ったことがあるかどうか意識調査を行いました。その結果、44.8%の男性が「今までで化粧をしたいと思ったことがある」という結果になりました。化粧に関心を持つ男性が多くいることがわかります。
では、化粧をしたいと回答した人々は実際にどのレベルまでの化粧をしてみたいと考えているのでしょうか。
約7割が「ニキビ・シミ消しなどのベースメイク」のみをイメージしており、約2割が「部分的に印象が変わるもの」を、残りの約1割が「女性同様のフルメイク」を試してみたいと考えていることが判明しました。全体としては、女性同様にフルで化粧をして顔の印象を変えることより、コンシーラーやファンデーションを使ってトーンアップを図り、身だしなみを整えたいと考えている男性が多く存在するようです。
一方で半数以上の男性は「化粧をしない・したくない」と回答しています。化粧をしない派の男性の意見も聞いてみました。
化粧しない・したくない派男子の本音
「まだまだ男性がメイクすることに関してはなんとなくナルシストなイメージがあって恥ずかしいのであまりしたいとは思いません。ただ、将来的に男性もメイクをすることが当たり前の世の中に変わったら少しは興味が出るかもしれないとは感じています。」(40代・フリーター)
「モデルや芸能人などの見た目を売りにして表に立つ職業だと必要なのかもしれませんが、普通に生活をしている分には必要ないと思っています。YouTubeなどが流行っているので見た目を気にして化粧をする人は増える可能性はあるので需要も今後は増えると思っています。」(10代・学生)
「化粧をするきっかけがないだけで、もしする機会があるのであれば、挑戦してみたいです。」(20代・学生)
「メイクをするのは女の人というイメージがあり、メイクをすること自体に抵抗があるため、しようと思いませんでした。また、メイクをするにあたって、化粧品を購入しなくてはいけないので、お金がかかるので、しようと思いません。」(20代・学生)
実際の声からもわかるように「世間的なイメージを気にしてしまう」という声や「芸能人など違って、日常的に化粧をする必要性が感じられない」など一般的にはまだ、男性が化粧をするのは芸能人やモデルに限ると認識していて、化粧に対して何らかの抵抗がある人が多く存在しているようです。
一方で、「そもそも化粧をするきっかけがなく想像できなかったが、機会があれば試したい」という声や、「将来的に男性の化粧が当たり前になったら興味を持つ可能性がある」といったようなポジティブな声も見受けられました。男性にとって化粧が身近になる日は近いのでしょうか。近年増えている男性用化粧品の現在の認知度を調査しました。
高まりつつある男性専用の化粧品の認知度
約6割の人が男性専用の化粧品の存在を認識していることが分かりました。最近では、メジャーな女性用メイクブランドが男性用メイクブランドを新設し、ファンデーションをはじめとしてアイブロウやネイルなど女性顔負けの豊富なラインナップを展開することなどが増えてきました。このような流れの中で、身だしなみの一環として男性が化粧をするという認識が人々の間で浸透しつつあるようです。
アンケートの結果からも男性の化粧に対する関心は高まってきているようです。今後も男性用の化粧品がますます認知度を高め、コスメやメイク術などがメディアなどで注目されていけば男性の化粧が当たり前になる日は近いのかもしれませんね!(山口彩楓)